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MIYATACKY
2016年3月26日 12:08
1983年の夏。 いかにもジャワの少女らしい健康的な褐色の肌とクルクルした丸い目のアニタは涙を流して笑い転げた。 中部ジャワの農村地帯に一泊のホームステイで訪れたぼくに、アニタは悪戯に、 「赤いのは辛いけど青いのは大丈夫よ〜」 と言って青唐辛子を手渡して齧らせた。 あまりの辛さに身をよじらせて悶絶するぼくを見てアニタは笑い転げていたのだ。 ぼくの激辛フードの原体