マイケル
こんにちは、宮 祥太郎(ミヤショ)です。
白黒白黒白黒
今日は白を着てる。
雨も相まって一週間分の洗濯物をしたら、白黒コンボを達成。
白黒でシャツが統一されつつある最近。
これまでの僕といえば……1:50~どうぞ。
この作品中に出るCMくらいアホでかっこよくて、
カラフルなTシャツをいっぱい身に着けてた。
サンタクルーズに、カリフォルニアで買った土産シャツ。
ゲームコラボのUTやら、自作デザインのシャツ。
このシャツのおかげで保たれたアイデンティティがあった。
この短編映像はもうかれこれ4年前にもなるけど、
このCMを作るほど当時はTシャツで保てているエゴがあった。
こんな僕がどうして白黒になったか。
”シャツのデザインに頼るのをやめた”から。
……よくわかんないよな、
ちょっと話聞いてほしい。
これは案外深い。
昔々、それは私が塾講師のバイトをしていた頃
生徒が「ミヤショってホントにいつも面白いシャツ着るよね~!」
って素敵な言葉とかけてくれました。
素直にうれしくて、
「へへへ~( ´∀` )」って反応をしたと思う。
「面白いシャツデザインを選ぶミヤショは面白い」
と、脳内解釈によって自分にむけた褒め言葉に変換をした。
「ミヤショは面白い」とは言われてないんだなこれが…。
深読みのし過ぎだが、
「服の印象に伴わない人間になっちゃいかんよ男たち。」
こんな名言が浮かび、服を選ぶようになった。
こんな大した衣で
中身がオキアミ
そんな(海老天)男は、こんな顔をされる。
なかなかグロテスクだ。さすがに避けたい。
好きなものも、メッセージも、
着飾ることで相手に伝わる。
それが衣類の育まれた文化の一つ。
自己顕示のツールの一つ。
デザインの歴史。
でも、顕著に、シンプルに、自分らしさよりも自分と対峙してもらうべき。
こうした考えの下、モノトーンになった。
でもね、
白シャツ着てるだけで…そう。
どこにでもいる男になるんだよ。
最寄りに行く道で目の前に一人。
反対の道に一人。
出現率高すぎ。
ポイフルのレモン味かよ。
白シャツ君は皆、俺と似た考えなのかな。
はたまた服を選ぶのが面倒なのかな?
コスパがいいから?
でも彼らの白の選択の神髄は未知。
白シャツに答えはミリも描かれていなかった。
自分の思う白の魅力を壁打ちしたに過ぎない愚問だと悟った。
Tシャツって、本当にすごい。
普通に¥500で売ってる。
ライブに行けば¥3000する。
ユニクロで今ごろ最高傑作とか言われる商品も出るし、
レビューのところを見てほしい。
カンストしとる。
Tシャツの歴史は100年って言われてる。
ヒトの体感はほぼ変わらないのに、
今頃「感動ものな生地」が更新されるのは驚きが隠せない。
年齢とともに好みの変化がこうしてあれど、
結局シャツはずっと好きなんだろうし、ずっと着ちゃうはず。
いちいち理由付けせず、何も考えずに着ればいいのに。
今夜もエゴの権化かよ。
ではまた。
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