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おなかが空いてどうしようもない
おなかが空く。
月経が終わる頃から食欲が増し、後半2~3日は食べても食べてもなにか足りない。
昨日もスーパーに行って、夕食の買い物中におなかが空き始め
「今何時?ごはんまであとどれくらい?」と家族に聞く。
「今4時だからごはんまではあと2時間くらいあるよ」
そうかそうか。あと2時間か。
これはもたないな。
そう判断して、急遽お菓子コーナーを物色し、おせんべいを買おうかと思ったけど、小さなカップのヨーグルトがいいかもしれないとヨーグルトを選んだ。
これを1つ食べたら小腹が満たされるだろう。4回分ある。
よいものを選んだとほくほくしながら、夕食の買い物を続行。
しかし買わなくてもよかったものを買ってしまった気持ちもある。
「こないだ作った副菜を、今日の炒め物と食べたら良かったね」
冷蔵庫に副菜をいれてあるので、それも食べたらおなかが空かずに済んだだろう。
そうしたらお菓子やヨーグルトも買わなくていいだろう。
食事の量が少なかったんだな。
一緒に買物に来ていた彼に話しかけたら、彼はお肉を選んでいた手を止めて「あなたの食欲は、量は関係ない」と言い切る。
「だって今日のメイン、いつもより多く作ったけどおなか空くのは同じだもん」
そんなに食べたっけと思って聞き返しても「量は関係ない」と彼は言う。わ私が「おなか空いた」と言わないのは、胃が疲れるレベルのときでそれ以外の量の増加は関係ない、そうだ。
副菜を増やした程度の量の問題ではなかった。
この日のお昼のメインは、根菜と鶏肉を揚げた私の大好きなメニュー。
醤油と酢のタレにからめて食べるのだけど、油淋鶏みたいで好き。
チップスのような根菜も食感が最高。さくさく、さくさく。
そういえばお皿にこんもりとしていたかもしれない。
おいしいものがたくさんあるなんて、なんて幸せな絵面だろう。
アラフォーの代謝で「揚げ物がいっぱいあってもいい」わけないのだけど。
代謝より、おいしいものがいっぱいのほうが喜びがある。
月経後半は、血と一緒に出るものが出て、きっと体が栄養を欲しているのだと思う。足りないのだから少々多めに食べても、体のために違いない。
もちろんそうならないためには、1日1日、栄養やバランスを考えたほうがいいとは思うけど、私は料理が嫌いだ。月に数回担当するくらい。
それに彼が作ってくれるものを食べるのが好き。
彼は私が「おいしい」「好き」と言ったものを、定期的に作ってくれる。
同じものを繰り返し食べるのも好きだ。
そんな彼に私の栄養のために、あーしてこーしてと注文をするのはちょっと違うなと思うので、栄養はサプリをちょっと増やしておこう。
食事を楽しく、気持ちよく、おいしくいただきたい。
それにしても「量は関係ない」と言う彼は真顔だった。
食事の量のせいにしたからだろうか。
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