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韓国ドラマが面白すぎる #5

● 賢い医師生活++ 슬기로운 의사생활

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アラフォー医師たちの日常を描いた、シリーズの2作目。最終回まで配信されたら見ようと思い、関連情報を遮断して楽しみに待ってました。大好きな彼らにもう一度会えて嬉しい。同僚や後輩、家族たちも全員大好き。同期で仲の良い医者たちが休日に集まってバンド演奏するという話なので、楽曲も見どころのひとつです。前作同様、ストーリーとリンクする楽曲や俳優本人たちによる演奏がグッときます。1作目よりさらに演奏の腕が上がってるじゃないか…。私は「もう忘れましょう」という曲が特に好きで、何度も聴きました。明るさの中の切なさが本当にたまらない。このドラマ自体もそういう感じ。みんなアラフォーなので親がそろそろ心配な年代で、老いてきた親たちのエピソードも効いてます。本当にいいドラマ。シリーズを永遠にやってほしい。永遠に見ますんで。

● ミセン ~未生 미생

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これまた名作が…。名だたる賞を総ナメしたというドラマ。Netflixからいつの間にか消えていて諦めてたら復活していた。ありがとうNetflix! 
素晴らしいドラマでした。「会社員ブルース」とでも言おうか。会社勤めをしたことがある人なら必ず共感する、リアリティ溢れる日々の出来事が描かれます。インターンとして入社した新人くんの目を通した「仕事とは、会社とは、組織とは」。主人公のチャン・グレ君は、目指していたプロ棋士の道を挫折して入社。そう、全員が藤井聡太くんになれるわけじゃないんです。スポーツとかも同じだと思う。「それしかやってこなかった人」が挫折した後の人生はどうなるのか。韓国の厳しい競争社会、それぞれの立場と信念で働く人々。悪人はいないけど腹黒い人はいる。現実も同じく。「俺は悪くない、周りが悪い」って、新人あるあるだよなぁ。
もう一人の主人公ともいえるオ・サンシク次長が最高。上司にしたいNo.1。組織に所属するからには、飲み込むところは飲み込む。でも曲げられないところは曲げない。痺れます。面白かった!

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この「ミセン」で鑑賞17本目ですが、私はやっぱり日常系のヒューマンドラマが好きらしい。韓国ドラマは突飛な設定や激しいストーリー展開の作品も多く、見る側もジェットコースターに乗ってギャーと叫びながら一緒に七転八倒するのが楽しいんですが、私は淡々と続く日常の中で起きる小さな出来事、でも本人たちにしてみれば大事件、って話が好きみたいです。私たちの現実もそうだから。


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