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日々のこと 0616

最近陥っている、仕事の気力ゼロ状態。
自分が主体となって一年近くやってきた案件が理不尽に「なかったこと」にされる事態が起きたのがきっかけ。全部バカバカしくなると同時に自信も失い無気力状態になった。私はいつまで働くのかなー、なんてことも考える。
ずっと無気力でいるわけにもいかない。どうにかしなきゃと思いつつ、どうしようかなという感じ。仕事に気持ちが向かないのは死活問題。

そういう本業とは別に、ここ数ヶ月、頼まれて映画のパンフやグッズ制作をしていた。たくさん作ることになり、公開が始まってからも制作は続いた。全て終えたのがようやく今週の始め。映画はロングランし、昨日が上映最終日だった。最終日にギリギリ販売開始するグッズなんてあり得ないが、結局そうなってしまった。

司令塔である監督Sさんは旧知の仲ではあったものの、お仕事するのは初。毎日やり取りをし、その執念と妥協のなさとあまりの細かさに殺意が湧いたことが二回ほど。

映画の最終日にはSさんも来ていたので、文句とお礼とお疲れ様を言いに行った。超満員の映画館を尻目に「本当に大変だった。愚痴しかないです!」とキレてみたら爆笑された。なんか一緒に笑ってしまった。「最後の最後もすごく良いのができた。粘って頑張ったかいがあった」と喜んでいるSさんを見たら「あら、本当によかった」と思った。私は暗い人間のわりには根に持たない、単純な人なのであった。

制作したものは全部飛ぶように売れていた。一日しか販売できないものも半数以上が売れてしまった。お客さんたちもみんな楽しそうだった。
やっぱり何かを作ったら、しかるべき人たちに届けて、喜んでもらえるのが一番いいなとシンプルに思った。
私はそんな仕事をしている。
まあ当面はそんな感じで進んだり戻ったり、しております。

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