日々のこと0625 『転校生』と手紙の話
昔テレビで見たきりだった大林宣彦監督の『転校生』を、映画館に見に行った。二度と会えない大事な人との別れと喪失のお話だった。
この原作、持っていたはず。帰宅して探した。児童小説「おれがあいつであいつがおれで」を久しぶりに引っ張り出した。思いのほか映画は原作に忠実で、読み耽ってしまった。
この本とその作家・山中恒を教えてくれたのは、小学校の時の担任のA先生。大学を出たばかり、ホヤホヤの男性教師で、当時まだ22~23歳だったんだろう。小3・小4と受け持ってもらった。
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