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雑記

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2018年8月の記事一覧

日々のこと 0824

ああ、いいなと思える映画に出会えて、それを見ている時間って、すごく幸せなわけで。 そういう映画の取材依頼を受けて、準備のためにその映画についてずっと考える。思い起こす。原作を読む。資料を読む。その間も幸せが続く。 作った人にインタビューしてる間も、取材記録をまとめる間も、原稿書く間も編集する間も、ずっとずっとその一本の映画のことを考えています。原稿をアップして、自分の中でようやく映画が終わる。今、そこです。はあ寂しい。 取材があるすべての映画について、毎回どっぷり浸かるわけ

日々のこと 0814

夏の大阪 備忘録  藤岡拓太郎・なんばベアーズ・鶴笑・スパイスカレー ●藤岡拓太郎原画展 @ブラックバード 素敵な品揃えの本屋さんで開かれていた、1ページ漫画の原画展。隅々まで細やかな心配りが行き届いていた。 藤岡さんという人はいつも黙々と手を動かし、自分がやるべきことをやり続けている人、という印象を持っている。そしてそれを人に喜んでもらうのが何よりうれしい! というシンプルな意思をすごく感じる人。原画展にもそんなお人柄が現れていて、全身で開催の嬉しさを訴えるような、見に来

日々のこと 0806

待つのは、わりと平気な方です。待たせるより、待つ方がいい。 でも基本「待ってる相手が必ず来る」のが前提。来るか来ないか分からない人を待つのは、ツライ。 『マイ・ブルーベリー・ナイツ』という映画を見てから、「待つ」ことについて、なんとなく考えたりしています。 カフェで働く男性が、一人旅に出ちゃった女性をずーっと待ってる。 カフェの男(ジュード・ロウ)は、たまに彼女(ノラ・ジョーンズ)から届くハガキを受け取っては、手当たり次第にそれっぽい場所に電話して消息をつかもうとする。