気付きのタネを撒き、育てる場所「TANEMAKI」
久しぶりにnoteに書き留めます。
2021年8月末に佐賀県武雄市の温泉街の一角に「TANEMAKI Sappreted by SPINNS」という場をつくりました。
僕自身がこの数年の事業活動で感じ、気付いてきたこと。そして18歳に入社し16年間アパレル業界で体験し、経験したことを編集し実践する「場」です。
そして編集・実践するのは僕だけではなく、そこに集まって一緒に「何か」をつくってくれる仲間。
「TANEMAKI」のコンセプト
“TANEMAKIは佐賀県武雄市の温泉街に誕生した「古着屋×コミュティスペース」。全国に店舗展開するアパレルブランドSPINNSがサポート運営している空間です。 半分は古着屋、もう半分は⾃由に利⽤できるフリースペースとなっており、普段は勉強や休憩スペースとして利⽤でき、定期的にTANEMAKI主催のワークショップやイベントが開催される。地域の若者が集い、この施設で地域のモノ・コト・ヒトを知り、まちづくりに携わるきっかけが⽣まれるコンテンツ開発と運営に取り組みます。 TANEMAKIは「かっこいい⼤⼈」になれる場づくりを⽬指します。”
テナントの半分で古着販売をしながら、半分はコミュニティスペースとして運営しています。
今のところ、この「場」をつかってやりたいことは、
①働く(商売)の楽しさを体験するワークショップを開催し、「地域で働く擬似体験(地元で稼ぐ・喜んでもらう)」ができる。
②ファッションスナップ誌型の地域情報誌を地域の若者と共に制作・発行し、自分の育った街の再発見と大人との繋がりを育む。
地域内、九州中心の近隣エリアに設置することで観光誌として活用する。
③20代〜30代対象の地域事業者を育てるプログラムを実施。
興味のあることや好きなことを「仕事」にでき、稼ぐことができる人材を育てる。
これらを古着屋の中でおこなっていきたいと考えています。
地域課題や社会問題に取り組むソーシャルビジネスなのか?といわれたら今はなんとも言えません。
TANEMAKIの活動が佐賀県武雄市の
若者離れによる過疎化を防ぐことや、
観光客の増加や、
関係人口の増加や、
空き物件の再活用など、
活動内容でお役に立てることはいろいろとでてくると思います。
ただ、この事業活動で伝えていきたいメッセージは、
「遊びの延長線上にある新しい遊び」
を発見すること。
これが『気付きのタネ』だということ。
やはりSPINNSでやる事業なので事業対象となるのは『若者』です。
10代〜20代の子達の「新しい遊び」をつくりたい。そして、そんな新しい遊びを本気でやってることが地域を元気付けたり、さらに若い子から見た時に「かっこいい大人」になっていたら素敵です。
僕たちはそんな気付きのタネを見つけれるきっかけをコンテンツ化し、撒いて育てるソフトを開発する。
ローカルコミュニティ事業はそのために存在しています。
SPINNSの中でローカルコミュニティ事業をスタートしましたが、事業メンバーは僕1人です。
1人なので自由にいろいろとできて、いいなぁと思われる方もいるかもしれませんが、
事業として始めたからには持続させなければいけない。
目的や目標責任もスケジュール管理も仕事内容も自分の責任です。
正解もまだわからないまま『成る』ように取り組んでいます。
まだ全然進んでいないことやわからないことも多いですが、
先程、「僕たち」と記述したのにも理由があり、
僕がわからないことや不得意なところ、そもそも不可能なことなどを一緒に考えてヒントや行動を共にしてくれる仲間がたくさんいるということ。
仲間は取り組む内容や場所によって変わります。
それが面白いし楽しい!
そして、触れ合う中で「自分もやってみたい!」と思ってもらえたら嬉しいです。
それは社内の仲間も、これから出会う様々な地域の若者も。
きっと僕もこれから出会いを繰り返して「自分もやってみたい!」は生まれてくるはず。
いろいろ偉そうなことを書いていますが、
僕自身も事業責任をもちながら誰よりも「新しい遊び」を見つけたいし、「遊べる場所」に行ってみたいし、つくりたい。
事業責任者は僕ですがリーダーという役割は他の誰かです。
それはいままでリーダーをしたことある方はわかると思いますが、
リーダーの経験値や体験値はその他と比べてたくさん貰えます。
辛いこともありますし、嬉しいこともあります。
1番は「気付き」が圧倒的に多い。
そう、
「気付きのタネ」大収穫祭りなんです笑
と、いう理想をつらつら書いてみました。
2年後にここに書いていることが実現し、笑っていられるようにがんばりーす(・ω・)ノ
TANEMAKIを作って紹介する動画↓
https://youtu.be/vY4fKSTNVKE
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