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TANEMAKIをするin宮崎県延岡市

2022年5月15日~17日の3日間で宮崎県延岡市にてPOPUPSHOPを開催。
今回も地域の若者を対象に「はたらきかたワークショップ」も同時開催しました。

雰囲気や内容は5分動画にまとめたので、こちらを見ていただければと思います。
【延岡市POPUPレポート動画】

https://youtu.be/kGZ6KMXYaIU


ワークショップでは参加者に1つでも「気づきのタネ」を発見してもらうことが目的。
もちろん運営サイドも気づきはたくさんあります。

そこに「ファッション」の文化をつくるということ。そのカルチャーが商売に成る。

僕もいろんな場所に行きます。基本仕事でいくので、こういったPOPUPの出店であったり、SPINNSの実店舗がある地域にいくことが大半なのですが、
今回、あらためて気づいたこと。
地域に古着屋さんがあるということ、そしてSPINNSや同業他社さん(とくにWEGOさんなど)が地域にあることって「ファッション」のカルチャーを地域に作ることにめちゃくちゃ大切なことなんだと痛感。
これは全然DISってるわけでもなく、自分たちがすごいんだって言ってるわけでもなく、今回延岡市に行き、素直に感じたことでした。

流行りを取り入れて、オシャレにチャレンジして、街に遊びに行く。
中心街でカルチャーや自分達の自由な生き方を発信するイカした大人たちに憧れ、いろんな洋服屋を周って感性を磨く。
この経験は、外見の自分らしさ(独自の価値観)」に気づき、自信をもち、内面に発展していくのだと思います。
→無意識に主張することの快感や承認されることの喜びを感じる。

僕の育った大分県大分市にはかっこいい大人やSPINNSを始めとする古着屋がたくさんあったのは、当時当たり前のように遊んでいたけど、本当に有り難いことです。

今の時代、ファッション(身なり)だけが自己主張の全てではない時代ですが、自己主張の入口としてはまだまだニーズがあると信じています。
アパレルをやっている以上、この需要が無くなっていくのも寂しい。。

その地域に『ファッションカルチャー』があるということの重要性を改めて感じ、長年にわたり、地元の古着屋さんや地域に出店をしてくれている大手のアパレル企業にリスペクトを改めて送りたいと思いました。


出店中、高校生や若い方はたくさん歩いているのですが、ほとんどの方が興味を示してくれず素通り。(これはウチの頑張りが足りないってことも大きい。。)
なんとなく洋服屋(古着)に興味があまりなさそうな感じなんですね。
今回参加した高校生やお客さんに聞いても、そもそも服屋さんがないから
「洋服屋でファッションを見る・買う」という「楽しさ」を体験していない。

自分たちは当たり前のように、アパレルとしてトレンドを売ってるわけで、「今こういうファッションやコンテンツが流行ってるんだよ!」とモノを売る商売をしています。

今回、痛烈に感じ、反省をしたこと。
私たちは「何を」売っているのか?

上にも述べましたが、僕が中学、高校時代に「何を」買っていたのか。
雑誌でみた憧れのアーティストのマネをしたくて古着屋で似たような服を小遣いで買ったり、
店員さんと話をしたり仲良くなりたくてお店で買い物をしたり、
「自分」をアップデートするためにカルチャーを買っていたと思います。
まぁ、当時そんなことは考えてなかったし、ただただ退屈な毎日を面白くしたくて夢中になっていたんだと思います。

少し幼稚な言葉ですが、「ドキドキ」や「ワクワク」を買っていました。

自分達がカッコいいと思うこと、創りたいと思う文化をモノに乗せて売る。
そんな商売がカルチャーとなり、街をつくっていきます。

少し小慣れてしまい、こんなもんかな?でやってしまっていた自分に喝をいれたい。

少しGWが終わったら「自分」は「何を」主張し、どんな未来を描いて商売がしたいのか考えてみようと思います。

と、いった感じでしたが、
まったくレポートをしていないので、、

詳細は一緒に福岡から現地にいった大学生であり、古着屋を経営している古賀くんの記事を読んでいただけるとわかりやすいです。


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