茨城県潮来市にて「気付きのタネ」を撒くアパレル社員は何を感じたのか。
2021年3月6日/7日/11日の3日間、
茨城県潮来市にある潮音寺さんにて開催した SPINNS POP UP SHOPin潮来市。
地元高校生と4日間のワークショップをしたり、前準備から合わせて1週間ほど現地に滞在したり、新しい試みをさせてもらいました。
ワークショップの内容や出店がどのような雰囲気だっただとかは、一つ前の記事にまとめています。
数字的な「結果」だけでいうと、
予定売上も超えて成功。
集客も小さなまちですが800〜1000人ぐらい来場したんじゃないかな?
購買は300人ぐらい。
という感じです。
前に少し触れましたが、この事業としての「目的」は売上ではないので「結果」というと違和感がありますね。
売上は事業を続けるために「必要なもの」、
そして今回はワークショップにおいての目標設定のための「数字材料」です。
必達だし、当たり前のものと捉えたい。
広報事業としての取り組みとして考えると、
来客数=ブランド認知数
客数=深く認知してもらえた人数
客単価=再来店見込み客(ECへのリピート含む
あとはインパクトですね!
メディアへの見え方大事ですし、来場者の表情も大事。
この事業の目的は2〜3年後に生まれるローカルコミュニティを育むことです。
出店がきっかけで訪れた地域に何かしらのアクションが起こること。
ここ最近、僕に顔がそっくりな中村哲さんのような「水路づくり」を事業にすることが自分のやりたいことなのかなぁ、となんとなく思っていたのですが、
僕、欲張りだし、いろんなことに興味をもってしまう性格だし、忍耐もそんなにないんです。。
そんな自分にできることは、、
うーん、今回の出店を経て思ったことは、
僕が行っている事業は「気付きのタネ」を植えることかもしれません。
「種まきおじさん」ですね笑
携わってくれた地域の方たちに何かのタネを残し、その場所で自発的に育まれていってほしい。
タネを一緒に見つけて植えて、その多種多様なタネを1人1人が育てていく。
養分が必要だったり、育て方が分からなくなったら僕を呼んでくれたら全力でサポートにいく。
そんなことが全国各地でそれぞれのスピードで育まれていき、アクションがおきる。
それがこの事業の「結果」であり、僕の今やりたい生き方です。
これをやりたいと思うと必要になってくるのは、
「コレがタネだよ!」って気づかせてあげること。
その場で生まれるタネなんで、予測もできない。僕はその瞬間にタネに気づくセンスとスキルがかな〜り必要。
苦手意識があるマネジメントや対話力の勉強をしないといけないな。
与えるだけではなく、
気付きのタネを1番もらうのは僕自身であり、今回も沢山もらいました。
生徒さんにも最後に伝えましたが、
タネは保存しないとすぐに消えます。
何かに書き留めておいたり、写真に残したりしないと1週間後にはボヤァっとしてきて、
1ヶ月後には忘れています。
日記やNOTE、インスタの投稿などに残しておくと、思い出すことができます。
今回総じて学んだことというか、決めたこと。
『ありのままに「楽しそうな大人』であることを見せていきたい』
今回の現場にはたくさんの「大人」が集まりました。
3.11に集まった他業種の大人たち。
僕に関しては初めましての方ばかりです。
ちなみに真ん中の赤いジャケットの男性は、たまたま前日に通りがかった沖縄から来たバックパッカーです笑
みなそれぞれの役割をプロとして全うし、その中で瞬間瞬間を楽しむことを忘れない大人たち。
この姿を子供達、とくに中学生〜高校生に見せていくのが僕らのやるべきことだと思いました。
1人の男子は「俺、夢変わったかも、こういう仕事したい。」と言ってくれました。
ある女子は初日の説明会のあとにSPINNS水戸店にいってお店の雰囲気を見に行ってくれたそうです。
とても嬉しいですね!
この1週間、潮音寺に宿泊させていただき、毎日3食たくさんお食事をいただき、毎日いろんな方にで会わせていただき、
有り難いなと感謝もしつつ、心から、
「幸せだな」と思いました。
幸せ太りで2キロ太りました。。(単に食べすぎ)
このご縁をつないでくれた、渕上さん。
その渕上さんを紹介してくれたIkkiくんに感謝します。
そして1週間も滞在させていただいた潮音寺さんありがとございます。
Ikkiくんの言葉を借りますが、
縁もゆかりもない地域に、縁とゆかりができました。
気づけばなんだかんだで大人になって、47都道府県の中で39の地域に仕事で訪れています。
自分でも驚きです。
縁とゆかりがある地域は全然少ないですが、1つずつ増えていくといいなー
来週は同時進行で進んでいた佐賀県武雄市でのイベント。
どんな気付きのタネが生成されて目の前に落ちてくるのか楽しみです!
あとは今年中にあらたなキャッシュポイントを見つけること。
物販売上だけでは限界があるので、事業のパッケージ化と販売の仕方をつくる。
渡航費と商材、什器の発送費がめちゃかかるので、まずはこれを限りなく0にしたい。
今年は毎回レポートを書くようにします!
SPINNS SEED ミヤポヨ
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