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デジタル几帳面

几帳面というと身の回りを「きちっと」「きれいに」「整頓」できる人のイメージがあるが、自分においてはそれはまあ、当てはまる方ではないかな。家でも職場でもアンケートがあったとしたら「どちらかといえば散らかっている」に〇をすると思う。

ただ、なぜか画面の中においては真逆なんですなぁ。画面の中とはパソコン、スマホ、さらにはテレビゲームの中のアイテムボックスやネットサイトのお気に入りにおいても「きちっと」「きれいに」「整頓」していないと嫌らしい。こと、自宅と職場の自分のPCの画面においてはデスクトップにはほとんどアイコンがない状態。ファイルをきれいに整頓してあることを美しく感じるほど。ときどき知人や職場の方のPCを見せてもらうと、結構な割合で画面がとんでもないことになっている。画面いっぱいのアイコンや一生使うことの無いソフトのショートカットなどなど。勝手に捨てたりまとめたくしたくなる(が、ぐっとこらえる)。

そういえば、加えてテレビやネットなどの配線もスッキリしたくて、バンドでキレイにまとめたり、見えないように上手に隠したり、長すぎるLANケーブルや無駄な電源コードをまとめたりしている。職場でも良く頼まれたりしている。ほこりなどの掃除もしやすくなること間違いないのだが、こまめな掃除はちょっと苦手で別物らしい。台所やその他の機器のコードはどうでもよくて、メディア機器関連だけ。よくわからん。

この実際の生活の場と、デジタルの中での整理整頓の差はなぜ生まれるのだろう?基本、目に見えるところはきれいにしたいという意識で共通するように思うんだけど、感覚としてはちょっと別の物のようにも思える。

この状態を自分の中では「デジタル几帳面」という自分の長所にすることにしている。意外にデジタル汚部屋の家政婦というのも需要があるのではないだろうか。あったらいいのにな。

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