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ぐるぐる育ちの膝軟骨、育ちすぎてパンツサイズが合いません。

 大半の方はウエストサイズでボトムを購入すると思いますが、ここへきて、膝のサイズで購入しなければならない事態に陥りました。
寒いといろんなものが育って驚きですが、皆様はいかがでお過ごしでしょうか。お腹周りとか、二の腕とか、がんばって太もも筋肉とか、育てたことはありますが、膝を育成したのは今回初めて、「左右サイズが違うと既製服だと着るのに困る。」昔、運動部の同級生が言ってた台詞がひしひし伝わります。ちなみに、服飾系の学校だと自分サイズの服を作るので左右違うのは当たり前。さらにさらにちなみると(ちなむなw)オーダーメイドの紳士服ではパンツの左右が違うのは至極当然。
 今一番の悩みはスリムタイプのデニムが履けません。
膝が曲がらないのでパンツ履くのも至難の業。
じーちゃんごめん、ばーちゃんごめん、膝曲がらないってこんなにしんどかったんだね。昔部活であちこち負傷したけど、足首捻挫とかふくらはぎ攣ったりとか、尾骶骨打撲とか、指骨折とかあったけど、膝は初体験。しんどいわ~。

 前回膝が曲がらない、どうしましょうとなり、1週間明けて整形外科を受診しました。
 初日はお風呂に入るのに、湯船に膝を曲げて入れない。
膝を曲げれないということは、お湯につかる事が出来ない。
この寒空、めっちゃ寒いやん。
 2日目、階段降りれない、登れない。手すりにつかまり勢いで。
 3日目、寝返りしんどい。
 4日目、心なしかズボンがキツイ。
 5日目、熱持ってませんか?
 6日目、足が、重い。しいて言えば、子供が膝に絡みついてぶら下がってだらーんとなってるのを引きずって歩いてる感じ。物の怪か?何かがとりついたのか?お祓いする方向なのか? 
 曲がらないし、じんじんするし、見るからに太さ増し増し。
 月曜日、混んでるのはわかっていても行かざるを得ない。

 1週間も開いたのは、姑の介助時間の調整が難しくて、朝昼夜の食事時間とお八つの時間の前に姑をトイレに移動してパンツを取り換えるという作業が入ります。 自営で起きてる間はほぼ仕事をしているので、加えて、3食お八つ(もともと作ってたのでまあ良しとする)作成と、困難なのは姑をトイレに移動する時間。移動してもらいはじめてから、ズボンを下ろして座らせる、ズボンを上げて定位置の椅子まで移動してもらう、椅子に座ったら座位を直して(キレイに座れないので足や腰の位置を整える)手を消毒する。
ざーっと、30分かかります。30分×4回。
 プラス昼食後の昼寝の移動。子供にかける時間て未来があるので楽しいけれど、年寄りの介助は未来へしぼんでいく為のものだから、苦痛でしかない。仕事なので笑顔で割り切る。

 さて、整形外科のその日、8時30分受付9時から診察の、8時30分に行くと、既に二桁でした。
賑わってますわ。
整形外科なので、内科系の方がいらっしゃらないので、待合室も心なしか明るい。あっちが痛いこっちが痛いと話し声も世間話並みに明るい。
名前を読み上げる看護婦さんも元気。
そんな声を聴きながら2時間待ち覚悟で持ち込んだ本を読む。

コロナとか、インフルとか、風邪とか、関係無い様な空間で、広々とした待合室は風が良く通って寒いし、出入り口の消毒やら、熱感知やら、それなりに対策がされてて、人は多くても安心感もあり、じっくり本に没頭。
良き哉。

暫くすると、問診、レントゲン室へ。

あらかじめ金属類の無い服を着てきたので、服のままレントゲン。
ブラのホックとかワイヤーとか、ズボンの金具とかファスナーとかボタンとか、意外と服に付いてるのです。

服を直し終わった頃、
診察室へ呼ばれました。

「骨に異常はありません。」
「関節にも異常はありません。」
「異常はありませんが、こうゆう痛みを覚えて数年して、痛みが消えて・・・」
「忘れたころにまた痛くなって・・・・」
「人工関節にされる方が多いのです。」

オイオイオイオイオイオイオイ
骨と、関節に異常はなくても、痛いものは痛いし、曲がらないものは曲がらないんですけど、

「湿布出しときますね」
「あと、水抜きますね」

湿布だけかいwwww

「痛いですよ。」

おおおおおおーい

ぶっとい注射器の先には、穴が見える針。
献血の針より太くないですか?
その針を、膝の横にぶすっと差して、
ぐるんぐるん回してますわ。
ぐるぐるぐるぐるグル〇サミン♪
山の手の高級住宅街ぐるんぐるん

1本目、見事に液体が採れました。
2本目、ひいいいいい
3本目、ひょえええええええ

「暫く(10年)痛いかもしれないし、水もまたたまるかもしれないし、水は抜いても良いし、そのままでも良いです。」

3本抜いて、絆創膏を貼って、処置終了。

なんだかよくわからないままに終わりました。
膝小僧に小僧がぶら下がってる感覚は無くなりましたが、階段は厳しい。
膝を床につけても痛い。
痛いと言っても、我慢できない痛みではないので、我慢してついたり階段上ったり降りたりは可能、だけれど、違和感なら我慢するけど、痛みは体の信号なのではなかろうか。

とりあえず、頂いた湿布を貼って、膏薬臭いババアになります。

子供の頃、湿布臭いの嫌いだったのにな。
ちゃんと、そうゆう年になるとそうゆう臭いになるんだね。
おばちゃん吃驚だよ。

 整形外科に行くとレントゲンは撮ってもらえるし、内服薬湿布など処方してもらえるので、骨折などなどギプス痛み止めは有効。

 接骨院に行くと、骨や関節の周りの筋肉に刺激を与えてくれるので、筋肉の凝りの緩和処置をしてくれるので捻じれや筋肉の突発的な痛みにはかなり有効。

 湿布で落ち着いたら、接骨院に行こうと思います。

 行く時間あるかな~。


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