初頭効果と終末効果。洗顔開けたてと最後の泡立ちの良さのような。
よしやるぞ!
ゴールデンウィーク初日に宿題全部終わらせてめっちゃ遊びまくる!
もう5ページやった!
このペースなら今日中に終わりそう。ちょっと休もうかな。
…
はっ!
明日からまた学校?やば!
まだ焦るような時間じゃない。
…
あれ?いつのまにか日が沈んでる。
終わらせないと!
やるぞ!!
…
燃え尽きたぜ、真っ白に。
と、いうように、初めにものすごい集中力を発揮し、中弛みし、最後にまた集中力を発揮するのを(その全てではないですが)初頭効果と終末効果と言います。
1年生の入学式と6年生の卒業式とか、新年と大晦日あたりはこの傾向が現れる方が多いのではないでしょうか?
これをいかに持続させ、中弛みさせないかが鍵だと思います。
100m走で世界一のボルト選手などのスピード曲線を見ると、終盤にもトップスピードを維持されています。
スピードを落とさないから、終盤伸びて見えるそうです。
中の緩むところを、いかに緩めないか。
スポーツでは筋持久力。小学校の図工はいい例で、最初はものすごく細部まで書き込むのだけど、最後色塗りで飽きてぐちゃぐちゃにしてしまうことがあります。
こういう学びの持久力を高めていくことも教育には必要ですし、そういうことが大切だと知っていながら指導するのとそうでないのでは大きく異なるでしょう。
初頭効果が現れる初めの時期は楽しさを感じさせたり、興味を高めやすいでしょう。その一瞬に力を注ぐことを大切にしたいですね。
洗顔もその効果が発動しているのかなと思うくらい泡立ち違いません?そう感じるのは私だけでしょうか?
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