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成功する唯一の方法は、行動すること

「ホームランを打つ方法は、バッターボックスに立つこと」

と言っていたのはホリエモンでしたでしょうか?とてもいいですよね。行動あるのみです。どんなにプロ野球やサッカーをテレビで見ていたとしても、同じことができるわけはないのです。知らないよりは知っていた方がいい。でも、知らなくてもたどり着くことができる人もいますが、きっと時間がかかることでしょう。失敗することもあるけれど、行動しなければ成功することもありません。

「型があるから型破り」

というのは、お稽古事で伝えられてきた言葉です。型を破るためにはまず型を知ることが必要です。王道を知ることで、そうではないものが「分かる」ことです。以前も書いた、「分かる」は「分ける」。事象を切り離して説明できることこそが、分かるということです。

学校創りのために踏み出していることは、やりたい教育を膨らませることです。思えば、私は、新しいことを自分で創り出すことをしたことがないように思います。

ベンチャーすごいな、とか、自分でアイディア出して集団を作っている人をいつも尊敬していました。与えられた場でポテンシャルを発揮することは得意です。でも、それは、ローリスクローリターン。あくまで、自分のやりたいことをやっているというわけではありません。お釈迦様の掌の上で駆け回っているにすぎません。自分で学校を創ったとしてももっと大きなお釈迦様の掌で駆けていることに変わりはないのかもしれませんが、やってみたいことをやらずしてあきらめることはできないのです。

さて、思い描く教育を自分が実践できるかどうかを試すことはできます。本日は、「深い道徳」です。道徳は、人としての道。友達の考えに触れながら、道徳的価値に迫っていきます。どうしても教師主導で、狙った道徳的価値1つに迫っていくのが道徳の鉄板のように感じますが、もちろんこのような方法では、給食の食べ方を全て順番を決めているにすぎません。給食の時間を自分で食べたい順に食べさせることができるようにしなければなりませんし、バイキングで、好きなものだけ食べるのではなく、バランスや量を考えて食べることができるようにしなければなりません。道徳は、多様な価値に気付けるようにします。考えが偏っていたら、その偏りを逆手にとって、視点を変えてあげることで、子どもたちの考えはぐっと深まっていきます。振子と一緒で、片方に大きく振れれば、もう一方にも大きく振れて、その差はとても広いです。まずは、そこですね。振子のように振る。

深まる45分はあっという間

もう少し時間が欲しかったのは、指導している私だけではなかったと思います。そんなときに、時間を気にせず、討論し続けることができるには、45分と言う枠はあまりに邪魔でしかありません。90分として、どこかで5分休憩を自分でとれるような幅広い時間の設定ができるとよいなと思います。そんなことができないくらい学校の中は、1単位時間でがちがちに固められていて、2時間分大きくとることなどほとんどできない状況です。そういうタイムマネジメントも考えて行える学校がいいですね。これは決して難しいことではないですが、全員が同じ課題であっても、学びに使う時間は同じではないと考えていることができれば解決できそうです。「もう終わり?」と聞けるのはとても嬉しいですが、そこで終わらせず、没頭して学ぶことができるような時間を学校はもっともつべきではないでしょうか?

今日も授業を通して一歩進んだ気がします。組織を創ることを次の一歩にしたいと思います。

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