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【詩】朝日の温もり

もやりと広がる世界で
白いカーテンが光を浴びている

嗅ぎなれた匂いと
隣には大きな丸み

健やかな呼吸が
心地よく耳を撫でる

向かい合い
縮こまり

胸元に
身を寄せる

ふたり
ひとつの赤子になって

カーテンでは収まらない光が
部屋を満たして

あたたかい

まるで母の懐みたいに

ふたり
ひとつの赤子になって

ふわりすっぽり包まれる

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