優先座席

どうも優先座席に座っている健常者の皆さん、宮野です

僕は腕が無いので優先座席に堂々と座ってます。
こないだバス乗ったんですよ。バスって前の方に優先座席があるじゃないですか、そのバスは左側に2つありました。

💺 💺

こんな感じです
で、前の座席に25歳くらいの女性、後ろに僕が座ってました。そしてバスが出発して僕はイヤホンをしながら携帯触ってました。そしたら、途中の駅で70歳手前くらいのおっさんが乗ってきました。何駅もあるうちの1駅でお客さんが乗車してきただけなので気にせず携帯触ってました。そしたらそのおっさんが前の席の女性となにか話してました。その後に僕の方に来て喋りかけてきました。なんやろと思ってイヤホンを外したら、「これ何かわかるか?」って言って優先座席のマークを指差してました。僕が腕ないことに気づいて無かったらしく、何で若者が座っとるんだと言いたかったんでしょう。恐らく前の女性も何かしらの障害があって証拠を見せたのだと思います。ぼくその時半袖を着てたので腕を見せると、「ごめんね」と言って肩を叩き後ろに歩いて行きました。全然大丈夫ですよと言ってその場は終わりましたが、おっさん的には史上初の2連敗だったでしょうね。

後日電車に乗りました。いつも通り優先座席に座りイヤホンをしながら携帯を触っていました。そして目的の駅に着いたので立ち上がりました。すると僕の前に立っていた80歳くらいのおばあちゃんが目に入りました。そしてその人はヘルプマークを付けていたんです。ヘルプマークというのは外見からでは分からない何かを患っている人が援助を得やすくなるように身につけるストラップのような物です。

僕が言いたいのは人は見た目では分からないという事ではないです。僕は権利を盾に自分の事しか考えてなかったんです。そのおばあちゃんは声が出せないかもしれない、だから声をかけれなかったのかもしれない。バスのおっさんも立ち続ける事でなにか弊害があったのかもしれない。あまりにも情けなかったです。権利とか以前に配慮を忘れてました、改めようと思いましたね、戒めます。

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