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転職ブルー、転職三ヶ月・四ヶ月後の気持ちの変化


転職回数が多い私ですが、今回の転職でおそらく初めての転職ブルーに悩まされました。

転職ブルーとは
結婚前や結婚後に気分が落ち込んだり、不安に襲われたりすることをマリッジブルーと言うように、転職活動においても内定承諾後や転職後に強い不安に襲われることを「転職ブルー」と言います。

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毎朝ため息が止まらない。休み明けはあまりにも出社したくなく涙が出そうなほど。
出社してしまえば気持ちは落ち着くのですが、出社するまでの気持ちの沈みようが酷い。

この三ヶ月は「とりあえず三ヶ月働いてみよう」と決め毎日会社へ行きました。


そして転職して三ヶ月が経過、転職ブルーは緩和されています。
相変わらず休み明けは憂鬱なのですが、前ほど憂鬱になる頻度は大分減りました。

どうしてあんなにも憂鬱だったのか、この三ヶ月でどう気持ちの変化があったのかを書いてみます。

転職ブルーの要因を自己分析してみた

⑴新しいオフィスに慣れない

面接に行った際、自分がこれから働くオフィスを見て萎えたのを覚えています。
前職のオフィスがモダンな雰囲気で、会議室も多く集中して作業したいときは会議室に篭れる環境でした。
かたや現職のオフィスは渋いし狭い。デスクにチェアー、壁紙やカーッペットのセレクトが全てがおじさんセンス。
「うっっ、ここで毎日8時間も過ごすのか」と思ったものです。

●転職三ヶ月後の気持ち→ 渋いオフィスにはすぐに慣れました。
テンションの上がるオフィスではありませんが、仕事をしている間はPCしか見ていないので渋いオフィスでも気にならなくなくなりました。
 

⑵新しい同僚に慣れない

前職は自分と同年代の人が多く、会社に行って同僚とのお喋りが楽しかったです。
現職は年配の方と20代が多く、転職してから二ヶ月くらいは気が合う人が居なくてなんだか寂しいなと思っていました。


●転職三ヶ月後の気持ち→ 
慣れました。
自分より一回り若い人たちと話すのは結構楽しいです。
社会に出て数年の人が頑張って働いているのを見ると応援したくなりますし「追い越されないようしないと」と言う気持ちがモチベーションにもなります。

●転職四ヶ月後の気持ち→ 以前より更に同僚と話すことが楽しくなりました
。私に声をかけてくださる人もいて、仲間の一員と認められたと感じています。

⑶労働時間が長い


子供を産んでからは時短勤務制度を利用していました。
転職を機に4年ぶりにフルタイム勤務をしているので正直労働時間長い。
フルタイム勤務と育児との両立はなんとかなっていますがとても疲れます。


転職三ヶ月後の気持ち→ 少し慣れました。
転職直後よりはペースを掴めてきたので楽になりましたが、やっぱり毎日ヘトヘトです。
金曜日の夜は一週間の疲れがどどっと押し寄せて家事もできなくなってしまいます。
もっと短時間労働で十分な生活費を稼げるようになるよう精進してまいります。


●転職四ヶ月後の気持ち→
かなり慣れました。
体力をつけたいと思い、自分の習慣を見直しました。
毎朝起床後にコーヒーを飲む習慣があったのですが、これはだるさを感じる原因になるようでやめました。
あとは毎日ソイプロテインを飲む習慣をつけました。

この2つのどちらかが大きな効果があるようで、以前ほど毎日ヘトヘトということはなくなりました。

でもやはりフルタイム勤務は長すぎです。仕事と家事育児だけで1日が終わってしまうので短時間勤務で十分な生活費を稼げるようになるという気持ちは変わりません。

⑷業務内容が楽しくない?


同業種への転職でしたが、業務内容が少し異なるので最初は覚えることが多く、また難しく感じ緊張の毎日です。
自分のスキルも十分に活かせていないと感じ「転職先間違えたかも、焦って冷静に判断できていなかったかもしれない」と思うことがありました。

●転職三ヶ月後の気持ち→  仕事が楽しいと思えることが増えました。
「出来ない、分からないから緊張するんだ。早く仕事をこなせるようになろう」と言う気持ちで働きました。
次第に慣れてきて難しい業務が出来たときには達成感を感じるようにもなりました。

●転職四ヶ月後の気持ち→ 知識が増えて、自分で判断できることが増えたため仕事中に焦りや不安を感じることが減りました。
毎朝家を出る時は「今日も会社行くの嫌だな」とため息が出るのですが、退社後は「今日も一つ新しいことをこなせるようになった」と充実感を感じながら帰宅することが増えました。


⑸サラリーマンは理想の自分の姿じゃ無い?


フルタイム正社員という姿は本来自分がなりたかった姿ではありません。
お金の心配がなければ違う職種のパートを掛け持ちしたり、フリーランサーなどに憧れています。

ですので「今の自分は仮の姿、この会社で働くのも数年だけ」と言う思いがどうしても拭えません。
現実を受け入れることが辛かったのだと思います。


●転職三ヶ月後の気持ち→ 今も気持ちは変わりませんが、お金の心配をしなくて良いのはありがたいなと思えるようになりました。

職歴が多く、年齢も若く無い自分を雇ってくださった会社にはとても感謝しています。この会社で昇進したいと言う欲は全くないのでそこは会社には申し訳ないですが、与えられた業務はしっかりこなしています。

会社員を続けながらも、早くフルタイム勤務をやめられるよう副業を頑張ろうと言う気持ちが強いです。


嫌な気持ちを言語化することの大切さ


毎朝気持ちが沈むのが嫌で、この三ヶ月は気持ちを言語化することに努めました。「なんとなく嫌」では出口が見えずずっと辛かったのではと思います。

「嫌なことは何か」をリスト化し、そのために何が出来るか、何を諦めて受け入れるべきか、を考えました。



あと、転職ブルーは自分だけが陥るものでは無いと言うことを知っていたのは大きかったです。
同時期に転職した友人が二人いるのですが、なんとこの二人も転職直後は毎日憂鬱で再転職しようかと考えていたほどです。


友人とLINEで励まし合いながら「転職ブルーは結構みんななるものなんだな。だとしたら日が経つにつれ気持ちが楽になるかもしれない。感情に支配されるのはやめよう。」と冷静に考えることができました。


現在転職ブルーに悩まされている方の参考になればと思い、私が転職後三ヶ月でどんな気持ちの変化があったかを書いてみました。

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