【連載企画・沖縄 宮崎の半世紀 本土復帰50年】
沖縄の本土復帰から、15日で50年。沖縄にルーツを持つ県民や専門家の声に耳を傾け、本県から節目の年を考える。
(上)証言 「日本でない」現実痛感 体験や歴史次の世代へ
「戦後、沖縄が日本でなくなったことは悔しかった。ただ当時は生きることで精いっぱいだった」。宮崎市波島2丁目の阿波根三郎さん(83)は、米国統治下の沖縄県で暮らした14年間をこう振り返る。
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