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精神疾患のお友達を着信拒否にしました

昔、若かった頃、親友に、「お友達は大事にしなきゃだめだよ」と言われたことが胸に突き刺さります。
その親友とは、結婚してからは誕生日とお正月にSMSを交わす仲ですけれどね。
50代になったら、子ども時代~独身時代の時みたいにガチで友達とは付き合わないし、何でも言い合える仲ではなくなりますよね。

今回着信拒否にしたお友達は30代の時で精神疾患になりたての頃知り合った、共に精神疾患のお友達なんだ。
よくツラい気持ちをいっぱいいっぱい手紙くれたり、夜中に携帯に長電話してきたり、ODや切りたてのリスカの跡の画像を見せてくれた。

私は一生懸命受け止めようと思いました。
シニタイという彼女の話をずっとずっと聞きました。
私は携帯が鳴るのが怖くて、SMSやメールを見るのも怖くて、彼女は自分の気持ちはバンバンぶつけて来るけれど、私の話は全く聞いてくれない。
なんか、子どもの頃に毒母に愚痴のごみ箱にされていた時のことを思い出してしまって、私は彼女にとっては、それと同じなんだな、と思いました。

一度私の方から、今後は誕生日とお正月にだけSMS交換しよう。と提案したのですが、私のことが嫌いなのね、迷惑なのね、とキレられてしまい、これ以上は無理だな、と思い、着信拒否にしました。

精神疾患になると、今まで友達だった人が、蜘蛛の子散らすように居なくなってしまうけれど、なんだか理由が分かるような気がする。
病気だから仕方がないけれど、傷つけられる言葉もいっぱい吐かれるんだよね。
あと、自分の気持ちしか見ていない。
相手の気持ちが考えられない。
人間関係の一定の距離感が保てない。

でも、こうして私は誰とも友達になれず、心打ち解けることも出来ず、孤独に齢を取ってくんだなと思うと、ちょっと悲しいかな。
50代になったら、本当に自分を大切に思ってくれる人と仲良くなろう。
いいように利用される関係は、やっぱりおかしい。
着信拒否にしてごめんね。

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