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精神科の先生に毒父を投影してしまう

精神科の先生に「死にたい」というと、とても嫌な顔をされる。
それがとてもつらくて、いつも「希死念慮があります」とさらっと言います。
私は人に嫌われたくなくて、いつも人の顔色ばかり伺って生きている。
精神科では、いつも自分の心を殺している。
精神薬をもらうため、自立支援手帳や障碍者年金の診断書を書いてもらうため、と割り切って通院している。

自分のことは、生きているだけで迷惑と思っている。
精神疾患になって家族に精神的負担を掛けているし、社会で仕事ができなくて生産性もないし、介護も絶対にしたくない、できない親不孝、舅姑不孝者です。
自分が生きる意味も分からないし、生まれてきたくなかったです。
親のエゴで産んだなら、せめて普通に育ててほしかった。

先日メールカウンセリングを受けようと予約して精神科の先生にそのことを伝えたら、「お金いくらかかるの?」と言われた。
嗚呼、障害年金を受給している私は、カウンセリングなんか受けて無駄なお金を使っちゃいけないんだと思ってしまう。
お稽古事するんです、って言っても「お金いくらかかるの?」と言われます。
そのことが気になって、結局キャンセルするんですけれどね。

自分のやりたいことが貫けない。
自分の我を通したら、人に身分不相応な奴だと思われてしまう。
幼少期の頃からそうだった。
欲しいものがあっても、やりたいお稽古事や部活があっても、長女だからお金の掛かることは我慢しないとって自分にブレーキを掛けていた。

だから大人になって転職のことで毒父と怒鳴り合いになったとき、「短大までだしてやったのに!」「散々金を掛けて育ててやったのに!」「家から出ていきなさい!」と殴られながら言われたのがとてもショックだった。

私が短大に行きたいって言ったんじゃない。
お金が掛からないように、家を出たくて、独立したくて、全寮制の無償で行ける看護学校に進もうと思って内定までもらっていたのに、それを全部毒父がぶち壊して、無理やり短大に突っ込んだんじゃない!

大体、私の働いたお金は独身の時はずっと毒父が管理していて、結婚後もお金は返ってきていない。
幼稚園から短大卒業までに掛った学費、回収できて良かったですね。
私は家を出ていきたかったけれど、自由になるお金が無くて、結婚するまで家をでられませんでした。

精神科の先生はとても信頼できる人だけれど、何でも自分のことを包み隠さず話さなければとおもってしまう、毒父を投影してしまう。
そして自分の「死にたい」「つらい」という気持ちを分かってもらえないとき、拒絶されるとき、すごく胸が苦しくなる。
だから最近は、言いたいことを飲みこんでしまう。

この気持ちの正体が、統合失調症の被害妄想なのか、毒親のトラウマなのか、先生に毒父を投影してしまっているのか、分からない。
3分診療の中でもっと自分の気持ちを直球で投げてもいいのかな。
夏の高校野球とかけてみました。

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