「家でひとりで集中」するためのあれこれ。
新型コロナウイルスの影響で、日本各地で「にわかリモートワーカー」が増えています。
中でも「在宅勤務」を奨励されている方にとっては、「自宅で集中して仕事する」というワークスタイルに初めて挑戦する機会にもなっているはず。
で、これがなかなかの難題なんです。
1、2時間ならまだしも、3時間以上家の中で仕事するって、それなりの工夫が必要だと思いませんか。
私はちょうど10年前からフリーランスになって、その間に子どもも産まれたりして、いろんな試行錯誤を繰り返してきました。
実際には、外で(カフェなど出先で)仕事をすることも多いのですが、「よし!今日は1日、執筆に集中するぞ!」というときに実践していることを、この機に振り返ってみました(今回は、子どもの有無にかかわらず、どなたにも参考になりそうなことだけ抽出してみました)。
結論からお伝えすると、ポイントは「切り替えとメリハリ」です。
「企画Aの打ち合わせのための資料をまとめる」「原稿Bを書く」「原稿Cのための音声起こしを読んで要点を整理する」「企画Dのゲラを確認する」「メールやメッセンジャーに返信する」と、複数プロジェクトを進めるには、“切り替え力”が超重要!
さらに、ぶっ通しで集中して疲れ過ぎないためのメリハリ設定も。
すごくささいなことなのですが、誰かの役に立つかもしれないので、ご紹介しようかな〜と思います。
<在宅一人集中のコツ1>
家の中でワークプレイスを複数つくる
切り替えのためには、「物理的に場所を変える」のが一番。
私は外で仕事をするときには、案件ごとにカフェを移動したりします。エクセルシオールカフェから、隣のビルのルノワールにとか。
ほんの少しでも立って歩いて移動することで、心と体が切り替わるので、集中力は持続しやすい。喫茶代はかかりますが、効率のためには割り切っております。
で、同じことを家の中でもやっています。
狭い家のなかで、“プチ移動”するのです。
ワークデスクに座って。ダイニングテーブルに座って。キッチンカウンターに立って。ローテーブルを使い、床に座って。
椅子に座ったり、立ったり、床に座ったり、時に膝立ちになっていることもあるかも。姿勢と視界を変えるだけで、切り替えになるんです〜。われながら、お手軽過ぎます^^
<在宅一人集中のコツ2>
「休憩時間」を設定する
当たり前ですが、家の中に上司はいません。「頑張りすぎじゃない? そろそろ休んだら
」と優しく声をかけてくれる人はいないのです。
だから、自分で決めること。
「12時半になったら、散歩兼ランチに出よう〜」など、あらかじめ休憩時間を設定しておく。
集中しようとすると、呼吸が浅くなりがちなので、「ときどき深呼吸」、大事です!
また、めちゃ疲れたときには、15分程度の仮眠をとります。
「デスクでうつ伏せになるだけでも効果的」とはよく言われますが、自宅ですから堂々と横になっちゃっていいのです。
しかも、私は発見しました。脳が疲労しているときには、枕なしで横になるほうが回復度が高い!!
体感でしかないので個人差はあるかもしれませんが、「高低差をなくすことで、血流がまんべんなく全身に行き渡るから」というのが私の仮説です^^
<在宅一人集中のコツ3>
ドリンクを各種用意
仕事のお供に、好きなドリンクを用意。
おすすめは、「気合入れる系」と「ホッとゆるめる系」と「ふつーの水分補給系」の3種類を使い分けること。
「気合入れる系」=カフェイン摂取になるコーヒー、紅茶、緑茶のほか、炭酸水など。
「ホッとゆるめる系」=ノンカフェインのハーブティーやほうじ茶など。
「ふつーの水分補給系」=ミネラルウォーターなど、上記以外の好きなもの。
これらをタイミングに応じて飲み分けるといいです。あ、お菓子の誘惑には要注意…^^
<在宅一人集中のコツ4>
情報遮断のルールを決める
自宅で集中したいときの一番の強敵はこれ。情報です。
テレビ、ラジオ、ネット…。世の中に溢れる気になる情報たちが、おいでおいでと手招きしてきます。
テレビに関しては、私は世の中の関心ごとをチェックするために、朝の特定時間帯だけ情報番組をつけています。
でも、あえて“消音”で画面だけつけていることも多いです。
ネットはちょっとでも観ると引っ張られるので、時間を決めて。
もともと車でラジオを聴くのが大好きで、「家で音楽聴きながら働く生活、憧れる〜」なんて思っていたのですが、やはりものすごく集中したいときには、洋楽もNG。
特に、繊細な言葉選びをしながら原稿を書きたいときには、ニュートラルな“無音状態”で臨みます。
以上、ザーッと書いちゃったので、あまりまとまりなくなってしまいましたが、参考になりそうなことがありましたら、試してみてくださいね^^
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