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「かじとりゲーム」のその後、ご報告します。


休校中に編み出した家事トレ遊び、「かじとりゲーム」を2週間前にnoteに投稿したところ、びっくりするほど多くの方から反響をいただきました!(詳細あらためてご報告しますが、驚くべきことに海外にまで拡がっています)


「これは楽しそう。やってみます!」といろんな方が試してみてくださったり、「やってみたら、我が家ではこんなことになりました」と自由なアレンジを楽しんでくださったり。とてもうれしかったです。

家事ネタって結構女性だけが盛り上がることが多かった気がするのですが、この「かじとりゲーム」は男性からも好意的な声が多いのが印象的でした。
いくつになっても「小2のココロ」を保っている大人たちに響いたのかもしれません^^

このゲーム、本当にただの思いつきから膨らんだ遊びなので、こうじゃないとダメという縛りもなく、むしろ家庭ごとにカスタマイズしていただくのが一番だと思っています。

そもそも、子どもを主役に進めようとすると、気まぐれなルール変更だらけで、シナリオ通りに行くわけがありません(笑)。

ということで、わが家の場合も思いがけない展開がいろいろ起きています。


今日は、「かじとりゲームの“その後”」をちょこっとご報告します。


◆かじとり札が増えました!◆

子どもの気分や大人のゆとりなど諸々の事情で、相変わらず、「かじとりゲーム」ができるのは3〜5日おきです(ゆるくてスミマセン)。

それでも毎回、新札は増えています。
「かじとりゲーム」を始めてからというもの、日々暮らしながら「あ、この家事もゲームに加えよう」と気づくようになったからです。

増えた新札はこんな感じ。

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・せんたくものをほす
・玄かんそうじ(クツ・床)
・ホコリをはらう
・まどをふく
・テーブルの上をキレイにする
・ベッドのシーツをかえる

ちなみに、「ベッドのシーツをかえる」の「かえる」に強調点が付いている理由は、息子が突然「あ!ダジャレになるかも!」と言い出して点を打ったからなのですが、それが一体なんのダジャレなのかは回収されないままとなりました。

この後も、「ごはんの材料を買いに行くってのも、かじとりになるよね?」という発言があったり(わが家では「かじとり=家事」という意味になりつつある)。
自然と、家事に意識が向いてきたなぁという実感があります。

私も息子もわりと頻繁に新札候補を思い付くので、カードに使う厚紙が足りなくなるほどで、うっかり「厚紙が欲しくて、タイツを買う」という目的を履き違えた買い物をしてしまいました(あの厚みがちょうどいいんですよねぇ…)。


◆「カードの交換もOK!(拒否権あり)」というルール追加◆

さらに、新ルールも追加されました!

首都圏で外出自粛要請が出されて、自宅おこもりが確定した3月28日土曜日、夫は職場の要請で出勤となり、息子と2人で家で過ごすことに。ほうっておくとゲーム三昧になりそうな息子を「時間あるから、かじとりゲームやるか〜」と誘い出し、1枚ずつカードを引きました。

まず、息子が引いたカードがこちら。

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・ホコリをはらう

途端、息子のテンションが急降下!

「え〜〜〜、ホコリ、汚い。オレ、やりたくない」

出た。

相手は気まぐれな動物。ここは大人として柔軟な対応力が問われる正念場です。
「引いたカードの家事をやるって決めたじゃーん」とは言わずに、こう提案してみました。

「じゃさ、他の人が引いたカードと交換してもいいっていうルールにするのはどう?」

瞬間、息子の眉毛がピーン!と跳ね上がりました。

「いいね!!! そうしよう、そうしよう♪ 」

とりあえず、やる気維持ができたのでホッ。「でもさ、『断るのもアリ』にしようねっ」と息子のほうから言ってきたのは、彼なりにフェアであろうと努めたのでしょう。

ということで、「きっと息子に奪われるだろう」と予想しながら、私が引いたカードはこれでした。

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・トイレそうじ

「ヒャッホー! お母さん、交換してっ!」

先ほどとは180度違う積極的反応。ピンときました。

「トイレそうじ」は前回やったときに「うまい!」と褒められ、彼は“得意インプット”している家事なのです。

しぶしぶ交換を承諾すると、今回も丹念にやり切ってくれました(洗剤をたっぷり使い過ぎるのがとても気になるのですが、今の段階では注意はガマン。節約については4回目くらいから言おう…)。

トイレ掃除という一般的にはハードル高めな家事への抵抗感がまったくなくなっている点で、万々歳!とします。

ちなみに、最初に拒否反応を示した「ホコリをはらう」という家事タスクについても、進展ゼロではありません。

私がそのために使った道具(↓写真)を彼がチラッと見た、その一瞬の視線の輝きを、私は見逃しませんでした。

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「アレ、使ってみたいゼ…!」という心の声が聞こえてきました。

子どもはアイテムに惹かれる生き物ですからね^^


だからでしょうか。彼はこんな謎の新札を投入してきました。

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このカードをどう使ったらいいのか、意図は不明です。
引き続き、実験・研究を続けていこうと思います。


世間のニュースは不安が募るものばかりですが、今だからできることを楽しむ気持ちを忘れないでいたいものですね。
皆さんもぜひご自由に試してみてください。
ご家庭それぞれの工夫を共有できると、もっと楽しくなると思うので(私も知りたい)、
「かじとりゲーム、やってみた!」みたいな投稿もご自由にどうぞ^^!


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