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1人フリーランスで緊急小口資金の融資を受けに行った話

※ 更新
5/7日の口座確認で緊急小口資金が振り込まれていました。融資条件に逸脱していなければ通る融資かとは思います。

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政策金融公庫と併せて、フリーランス向けの当面の資金繰りで各市町村で
【緊急小口資金】と言う制度があります。
普段でも使える制度ではあるんですが、コロナ禍の影響で緊急小口資金の制度が増額されて受付が開始されました。

この制度何が良いかと言うと
・ 使用用途は生活費として想定 (※公庫は事業資金としての貸付です)
・ 無利子、無担保、連帯責任者の必要なし
・ 現状、書類の不備など無くコロナの影響で収入が減って困っている事を証明出来ればほぼ審査は通るそう。
・ 初回は20万円、据え置き期間があり1年完全無利子。以降、必要があれば更に融資の申請が出来る。
・ 1年後の経済状況に応じて支払いが免除される可能性がある (※現時点で支払い免除条件は不明)

です。
ざっと申請までの流れを説明します。

住んでいる地元の【社会福祉協議会】へ電話し、面談の予約を取る。
→ 社会福祉協議会で担当者と面談 → 融資実行

と言う流れです。
いきなり社会福祉協議会へ押しかけての融資は現状は難しいです。
私が電話し、担当者との面談まで日程が【2週間】かかりました。

いざ、面談の当日に行ったのですが会場には同じように融資の申し込みに来ている人が何人もいて、ソーシャルディスタンスで机が並べられており、間には刑務所の面会のような厳戒態勢みたいな形。

持っていった書類ですが

・免許書
・銀行の通帳
・確定申告の写し
・事業の売上の推移が解る物
・住民票の写し
・印鑑
・収入が減った事、減る事が解る物 (私は仕事がキャンセルになった事の連絡のラインを見せて終わりでした)

でいざ面談が開始。
内容はほぼ社会福祉協議会側のヒアリングと融資についての説明と返済についての説明でした。
時間にして40分ぐらいです。

ただ書類の申請が全て手書きでした…。
この辺りがまだまだレガシーなやり方が残っています。
WEBでフォーム作って入力したら直ぐに終わるやんとか思ってしまうのはITに慣れている悪いクセです。
しかも住民票記載の通りに一字一句そのまま転記してくださいとかもう書類文化の悪いところが凝縮されている感じでした。

あと、この融資制度の最大の変な所は

【融資決定/不可の連絡が一切無い】


所です。
融資が決定の場合、社会福祉協議会側が指定した日程の何処かでお金が振り込まれていたらそれで融資決定らしく、不可の場合は振り込まれていないで終了と言うなんとも利用者側からしたら、めちゃくちゃなぶん投げ仕様です。

実際の融資については来月5月に自分の銀行口座を確認しないと行けないのが難儀ですね…。
電子化してしまってメールで送ったらいいのになぁ…とすぐに考えしまいます。
コロナは逆にこういった旧態としてるプロセスの不備を徹底的に洗い出して来る感じがありますね。

ともあれ【完全に無利子でしかも返す必要が無いかも知れないお金】は借りておいて損は無いと思います。

国の方針で緊急小口資金の貸付は免除になる可能性もあります。
コロナ禍の経済の影響が出てくるのはこれからです。
返済免除になる可能性のあるお金だったらMAXまで借りておいても損は無いかも知れませんよ。

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