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1人フリーランスが持続化給付金を申請した話

とうとう5月に入り4/30日に成立した予算で持続化給付金を申請出来るようになりました。
色々と政府の対応の遅さはあれど、正直ここまでお金を撒いてくれる国は他に無いですよ?
本当に脆弱な1人フリーランスの私にとっては非常にありがたいです。
色々と進めているお話もありますがどうやってもゴールデンウィークが明けない限りは動きそうも無いです。
ありがたい事にゴールデンウィーク明けたら即商談が数件入っていたりと仕事に戻れそうなのは早くて5月中旬以降かなぁ~と言う感もあります。

申請は全てオンラインで解決。
さすが経済産業省です。本当にこういう所は日本一早い省庁ですよ。
実は、霞が関で経済産業省の現役の役人さんとも実際に話をした事もあるのですが民間のような頭の柔らかい方が多く、感覚が僕らのイメージしている役人とは違いました。
実際に民間出身の方も多いのが経済産業省です。

実際の申請には以下の物を準備しました。

・確定申告書Bの2019年度のデータ
・青白申告決算書の2019年度のデータ
・e-tax受信通知の画面コピー (※確定申告は電子申請したので申請済みの画面のスクリーンショットです)
・開業届の画像データ
・免許書の画像データ
・ゆうちょ銀行通帳の表紙の画像データ
・ゆうちょ銀行通帳の見開きの画像データ
・収入が減ったと解る帳簿データ (会計freeeを使っているので、今年度分の損益計算書の画像データを添付しました)

本当はネット銀行で申請したかったのですが、ネット銀行の口座と私の名前が解る画像データを1枚だけ貼った所、申請時にエラーが出て先に進まなかったので、画像2枚の用意で済む通帳方式のゆうちょ銀行での申請になりました。
なかなか役所関係はレガシーな部分があるのでネット銀行対応していない所もあったりします。
ゆうちょ銀行の口座があるとこういう時は便利です。
肝心の申請ですが、私は2019年の創業なので諸条件が多少違っていました。

まず、2019年3月の創業だったので毎月の平均売上という形での計算になりましたが4月度は仕事も取れず結局は売上が0でした。
微々たる別事業の売上もあるのですが、まだ支払いの確定をしていないので事業の売上としては発生していない状況です。

最後に計算をした所以下の画面が出てきました。

予定額

100万円ですよ100万円!!
フリーランスで仕事しててもポンと100万円出る機会とかそうそう無いですよ。
4月の売上がゼロだったので掛け算を何をしても0になってしまうのでマイナス計算が成立しないのが大きかったとは思いますが…。

なので、先日の公庫の融資、持続化給付金、緊急小口資金併せて数百万円のキャッシュが用意できそうな感じです。
あとは国民1人に一律10万円の申請も残ってますが零細フリーランスが金策に走っただけでここまでのキャッシュが確保出来るとか普通の国で無いんじゃないかな…。
日本はやっぱりなんだかんだで社会保障手厚いですよ。
こんな事が出来る国ってそうそう無いですから。

ただ、連休あけてからの自粛の継続は何があろうが断固反対です。
経済が死んでしまいます。
政治決断で段階的にでも経済を再開する事を強く望みます。

専門家はまだ自粛が必要と言ってますが、感染症の専門家は経済の専門家では無いのです。
コロナの対策は出来ても専門家は経済が死なないようにする対策は出来ません。
このままの自粛が続くと日本経済が死んでしまいます。
実際に4割の自営業者が5月末までしか持たないとアンケートでもデータが出ていました。

経済が死ぬと正規雇用者が解雇されたり、倒産が多く発生して失業率が上がります。
失業率と自殺者数は相関関係があると過去のデータからも証明されていて失業率が1%上がると2000人の自殺者が発生すると出ています。
今コロナで無くなった方の4倍ですよ。
しかも、自殺する人の殆どは困窮で追い詰められてのケースになるので皆お金を稼ぐ・経済を回す現役世代です。
今、コロナで無くなっている大多数が基礎疾患持ちの老人とは内容が違うのです。
現役世代が2000人亡くなるということは出生率やこれから動くであろうお金が動かなくなります。
純粋な国の労働力になるので計り知れないダメージなのです。

連休があけて経済が早く再起動・復活する事を祈りつつ書き終えます。

あと、開業届だしていないフリーランスの人はちゃんと出して起きましょう。
やっている事が【事業】として認められないとこういった時に後で困るのは自分ですから…。

サポートもし頂けたら全て旅行代に回します。 色々と世界を見て来た物を皆様にお伝えできれば幸いです。