仕事で専門分野を持つこと②

前回の続きになります。
前回はこちら

それでは実際に専門分野を持つためのステップを私の実体験を元にお話します。

努力は夢を必ず叶えてくれるわけではないけど夢を叶えるには努力が必要

3つのいずれかからいざ自分の専門分野を持つために行動を起こすと思います。
専門分野を持つには①学ぶ②実務に反映する③実績を積むの過程を踏むことになります。
ここで大切なことは努力することが必要だということです。
一口に努力と言ってもただがむしゃらに努力しても専門分野は持てません。
努力をする視点、方向性、範囲を考えなければいけません。

私の場合

◯専門分野:皮膚科・スキンケア
◯持ったきっかけ:職場のニーズ
◯努力する視点
→まずは自分ができることで専門分野に活かせることを実施:MOS(WordやEExcelなどのパソコン技術)でリーフレットの作成やその子に合ったフードの選択と提案
◯努力の方向性
→現場でのニーズを把握したうえでの学習:獣医師に勧められたセミナーや実際の症例での困り事を解決させるために学習し獣医師とディスカッションする
※ディスカッションはインプットとアウトプットを同時に行えるのでとてもいい勉強法です。
◯努力の範囲
→専門分野の勉強以外にも、アウトプットを行える場作り、職場で認めてもらうために普段からの人間関係作り、プレゼン力、周囲への根回しなど:スタッフとの信頼関係の構築や同じ専門分野で活躍する人とのコミュニケーションを密にする、分かりやすい説明の方法を常に考えながら話す、発信力のある人へのアピール(この場合看護師長や院長など経営に携わる人やいちスタッフでも職場に影響を与えられる発言力がある人が該当)など

といった感じです。
努力することがすべてを叶えてくれるわけではありませんが、叶えている人は必ず人知れず努力していることを忘れないでください。

そして努力は決して無駄にはなりません。
トライ&エラーとはよく言いますが、
うまくいかなかった時は必ずなにか原因があります。
その原因をしっかりヒアリングすることで次に活かすことができます。
たとえ努力が実らなかったからといって、それはあなたが体験すべき経験なのだと思います。
だからこそのちのち「あのときの努力は無駄ではなかった」と思えるように行動してほしいです。

今回は専門分野を持つことについてお話しました。
専門分野を持つことは容易ではありませんが、その分持てた時の自分に対する自信は確かなものになります。
今はまだ持てなくても持てていない今だからこそできることがあるはずです。
この記事を読んでくださるあなたが今日からなにか一つでもチャレンジできるきっかけになれたらと思います。

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