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練習メニューの意味とは?
現在競技をしている人、又は元競技者の人にこの練習にはどういう意味があるの?と聞いてスラスラと答えられる人が何人いるんだろうとふと感じた。
陸上競技(長距離)に当てはめると僕は懸垂逆上がりから始まる。
中学の時練習メニューの一環として入っていたものの何故やるのだろうとという考えにはならなかった。ただメニューに入ってるからやる
これは自分にとって普通だったし、当時は練習を必死にこなす事が最優先だった。
高校に上がりこなす事も出来る様になってきたが、同じ練習をしていても記録に差が出てくる事があった。何故だろう?
この時初めて練習の意味を考えた。
中学はスピード重視の練習、高校は距離重視の練習だった。
当時5000mの自己ベスト更新に向けて練習をしていたため、自分の中で距離を踏めば強くなる。
長い距離を走り込めば自ずと結果は出てくるだろうと練習をしていた。
もちろん長い距離を走るのは足を作る上で重要だが、こだわりすぎて他の事が疎かになっていた。
選択練習ではインターバルかペース走を必ず行っていた。
インターバル練習が苦手だったのもあり、1500mを高校時代は避けていた。
しかし、5000mの自己記録更新にはある程度のスピードが要求される。レベルが上がれば上がるほど1500mのタイム、日々どれだけスピード練を取り入れるかで結果も変わる。
中々記録が伸びず悩んでいたのだが、インターバルを取り入れてからタイムが向上した。
これは走っていて分かってきた結果であるが、知識があればもっと早く自分に取り入れる事が出来たんじゃないかと感じる。
ただ、頭でっかちになって自分の中にある感覚というものを無視するのは逆にマイナスに働いてしまう事もある。
ただ、自分が何故今こういう事をしているのかを理解出来れば逆算して練習メニューを組み立てる事も出来るし、練習メニューにプラスして自分の弱点を補う事も出来る。
やらされている=強制 こういう構図になってしまっては成長が必ず止まってしまう。
自分のしている事に対する探究心こそが競技力向上に繋がると思う。
そうすると自ずと1つの行動にも意味が出てくる。
探究心を楽しみながら、試行錯誤して走っていきたい。
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