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自分に合うシューズとは?

進む厚底化

現在箱根駅伝でも記録会でも厚底シューズが主流になってきているような気がします。

特に箱根駅伝ではほとんどの学生が厚底シューズを履いていて自分も学生時代履いたことがあったが地に足が着いていない感覚でした。
ここでは自分の学生時代のシューズ選びと考え方を書いていこうと思います。

グリップシューズに対する固定概念があった

ポイント練習をする際それまではグリップ系が主流だったため地面を蹴るという感覚で走っていました。
これはあくまで主観なのですが、グリップ系は厚底が薄く、足の負荷も高かったためロード練習や距離走後なかなか足の疲労が取れにくい傾向にありました。
自分のフォームは足を蹴り上げるタイプではなく足を前に置くような体重移動型だったため、グリップ系のシューズはあまり合わず、アシックスのソーティジャパンシリーズを履いていました。(シューズの裏が平らになっている)
実際に走りやすく、ポイント練習の際は必ず履いていました。

アシックス ソーティージャパン

インターバル系の練習がこなせない

ポイント練習の際、距離走やペース走の長い距離はこなせるがインターバルトレーニングや距離が短く強度のある練習で思うように走れなくなり悩む時期もありました。
ある日家に帰りシューズ棚を開けるとグリップ系のシューズ(アシックスのスーパーマジック)がありました。一回履いて足に合わないと感じずっと棚に置いてあったのですが、試しに短い坂をダッシュしてみると走りやすくインターバル系の練習の際使ってみようと思いました。

アシックス スーパーマジック

グリップに対する自分の考え方が変わった

自分の当時の脚力がなく、グリップ系を使いこなせなかったのもあると思いますが、練習がこなせるようになり練習の内容によって使い分ける事が大事ということに気付きました。
更に怪我もしなくなり、普段のジョグでもシューズを使い分けるようになりました。
いかにシューズが練習に影響するか考え方が変わっていった瞬間でもありました。

シューズに対する研究心が競技力向上につながる


またずっと同じシューズを履き続けるのも大事だが、時には違うメーカーのシューズを履いたり
新しい刺激、情報をどんどん取り入れていったほうが良いと感じます。
もちろん人によっては同じシューズで履いたほうが安定感があり練習がしやすいという考え方の人もいるかもしれませんが、シューズ選びだけで記録の結果にも結びついてくるので自分が記録に悩んだりした時はシューズに目を向けてみるのもいいと思います。

シューズ選びに正解はない 
実際に履いて体で体感する事が大事

結論はこれだと思いました。
どんなにみんなが履いているからといって実際に履いてみると自分の感覚と違っていたり様々です。
現在ネットでシューズの情報はいくらでも調べる事は出来るが、それはあくまで形のない情報であり実際に体感したものではありません。
人の感覚より是非とも自分の感覚でシューズ選びをして関心を深めて欲しいと思いました。

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