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劇場版ブルーロック EPISODE 凪

観ました。

めっっっっっっちゃくちゃ良かった。
アニメ映画のレベル上がりすぎ。

講談社「週刊少年マガジン」連載の人気サッカー漫画を原作に、「ブルーロック(青い監獄)」に集められた300人の高校生FW(フォワード)が世界一のストライカーを目指して戦う姿を描くテレビアニメ「ブルーロック」の劇場版。スピンオフ漫画「ブルーロック EPIOSODE 凪」をもとに、シリーズ屈指の人気キャラクターである天才ストライカー・凪誠士郎の視点からブルーロックでの戦いを描く。

https://eiga.com/movie/99166/

今作はブルーロックの人気キャラ凪くんのスピンオフ作品で、
元はスピンオフコミックだったエピソード凪の映画化(コミックは未読)

凪のスピンオフ作品といいつつも途中からは潔と合流することもあって、
事実上は本編のストーリーを凪の視点から追うアニメ総集編。
実際に本来はアニメ総集編を映画化する企画ではあったらしい。

なんといっても魅力的なブルーロックキャラがスクリーンで見られたのが良い。
気合の入った作画描かれる凪と玲王の出会い、そしてブルーロックに参加した経緯と、潔たちの活躍の裏で行われた別チーム同士の試合。
なんといっても本編で描かれなかった凪VSニコ、ワニマ兄弟、馬狼が描かれたのが大きい。

これによって潔、蜂楽が火をつけたのではなく、
他のストライカーたちによって凪のなかに本来眠る火を少しずつくすぶらせていっていたことがわかる。

本気でサッカーやってるのは潔だけじゃない。
熱をぶつけて凪に化学反応が起きる。まさにブルーロック。

本編で描ききれない他キャラの補強も行っていて、
凪玲王チームの結束する経緯、斬鉄の過去なども明かされたり、

凪が玲王より潔たちを選んだときの玲王の独白を描くことで
玲王のフォローを入れたのが特に良かった。
あれにより玲王が脇役ではなくなり、破壊から創造される一人になった。

個人的にはブルロ最推しのキング馬狼が想像していたよりもずっと活躍したのが嬉しかった。
本気でサッカーをやれない凪にブチギレる馬狼、着火させるには時間が足りなかったが、
あの時点での凪と馬狼はなにもかもが反対みたいなところがあったので、
半端な気持ちでフィールドに立つ凪に一喝するキング、とてもかっこよかった。
登場したとき劇場で声出かけた。

劇場特典のエピソード表参道含め、全体的に超満足の映画化だった。
これからのアニメ化も仄めかされているので、
楽しみが増えた。

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