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あふれでたのはやさしさ

私は昔から、
漫画が苦手でした。
小説も苦手。

なぜかというと

のめり込んでしまうから。

非現実の世界に浸って、
出れなくなります。

現実に戻ってくるのが難しいんだよね💦

でも、日本講演新聞は好き。

ちょうどいい分量なので、心揺さぶられるけど、
のめり込むまではいかないから。

でもさ、

今連載中の作家/寮 美千子さん。

「もっとこの人の話聞きたい!」とおもって

Amazonでポチりました。

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寮美千子さん編纂『空が青いから白をえらんだのです』

奈良少年刑務所詩集なんだけど、

もう涙腺崩壊です。

お母さんにあてた詩には、胸が痛すぎ。

ちょっとだけ紹介させてくださいな♪

誕生日

小さいころは いつも手を引いてもらったのに
いつのまにか その手を拒み 避けてきた

「産んでくれなんて 頼んでいない」
勢い余って そう言ったとき 泣き崩れた母

今日はわたしの誕生日
それはあなたが母になった誕生日

産んでくれなんて頼まなかった
わたしが自分で
あなたを親に選んで 生まれてきたんだよね

おかあさん 産んでくれてありがとう

どんな重い犯罪を犯した子でも、根は優しい子なんだそうです。

お母さんがいない子の詩もツラいな。

クリスマス・プレゼント

サンタさん お願い
ふとっちょで起こりん坊の
へんちくりんなママでいいから
ぼくにちょうだい
世界のどっかに きっとそんなママが
余っているでしょう

ママがいたら きっと
笑ったあとに さみしくならないですむと思うんだ

ぼくのほんとうのママも
きっと どこかで さみしがっているんだろうな

サンタさん 
ぼくは 余った子どもなんだ
どこかにさみしいママがいたら
ぼくがプレゼントになるから 連れていってよ

これからはケンカもしない ウソもつかない
いい子にするからさぁ!

なんだかなぁ

自分が恵まれすぎて、
こんな子たちがいるなんて
知りませんでした。

この子たちが更生して、
社会に出てきたときは

彼らを受け止めてあげれる
優しい世の中でありますように。

いい話だけの新聞社で、いい話に触れて、その中から感じたことをシェアしています。いい話で気持ちが和らぎ、思いやり溢れる人がもっともっと増えれば、未来もきっと希望でいっぱいです。 試読できます⇒http://miya-chu.jp/