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54日目 中国と飲食業とセルフ
中国も日本も飲食店のセルフ化が進んでいる。ただ、日中ではセルフのアプローチが異なるので面白い。
中国におけるセルフは基本的に社会インフラとして普及しているWechatのプラットフォームに乗っかかったもので、テーブルには貼られているQRコードをスキャンするとメニューに進み、そこから注文する仕組みになっており、支払いもWechat上で終わらせることができる。つまりソフトウェアですべてを解決しているということになる。
一方の日本、お店にいくとテーブルにタブレットが設置されており、タブレットを開くとメニューが表示されここから注文する。注文はすべてこのタブレットから行えるが、会計については従来どおり伝票を持ってレジへ行って支払いということが多い。タブレットと従来型のレジという意味では、日本の飲食のセルフ化は相対的にはハードウェア的アプローチになる。
ソフトウェア的アプローチは少店舗でも簡単に導入できるというメリットがあるが、小さなスマホでメニューをみるのは一覧姓が悪い。ハードウェア的アプローチはメニューのデジタル化という意味で一覧姓は高いが、導入にはかなりのコストがかかる。
この辺両国の飲食業環境、考え方に違いが出ていてとても面白い。
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