9月8日の夢①

AI搭載の自動運転手車に気づいたら乗ってた(夢あるある)
ドライバー不要、を一応謳っているし自分は久々の運転だしまぁ大丈夫だろうと特に疑いもせずに乗っていた

そもそもだが最近のAT車のシフトレバーやサイドブレーキの位置になれない。なんなら一生MT車でいいのにとさえ思っている、ので下手に触らないほうが事故らないだろう

しばらく走ってあるヘアピンカーブに差し掛かった。

減速するかと思いきや全然減速しない。
あ、これぶつかるなって直感通り、車の軌道は大きく膨らんでガードレールに接触した。

幸いにもハンドルは右にきれており正面衝突は免れた。不恰好にもカーブにぶつかりながら走行し続ける。やっとの思いでカーブを抜けると(運転しているのはAIだけど)直線の道路に出ると歩行者がふたり。高齢の女性と中年程の男性。

さきほどの運転でこの車が歩行者を優先するとは到底思えず、しっかり跳ね飛ばしていった。

流石にやばい、と思って緊急停止ボタンを押す。のろのろと徐行しはじめたとき、同乗者が話しかけてきた。この瞬間になるまで同乗者の存在に気がつかなかったがまぁ特に疑問も持たず受け入れる。

AI搭載のくせに人ひくなよな、とかぶつくさ言っていたが、ん?となにかに気づく。
「あの男跳ねられたのにとまりもしねぇ」

ちょっとこのまま後をつけてみよう、そういって車から降りはせず男の背中を見守った。
確かに男は跳ねられたせいか足取りは重いものの、止まることはせず、なにごともなかったかのように歩き続ける。
片手にマツキヨらしき黄色のビニール袋も持っているので同乗者は男をマツキヨと呼び始めた。

「あ!マツキヨ、あのマンションに入っていくぞ・・・・あそこ、近所じゃ有名なヤクザマンションじゃんか」

ヤクザ、もしくは後ろ暗い理由で病院にかかれないから何事もなかったかのように帰宅しようとしているのか、知り合いのヤクザに復讐を依頼するためにマンションに入っていったのかはわからない

そもそもこの車だって人を感知できなかったのか、しようとしなかったのかもわからないのだ。

わからないことばかりだがさっさとこの自動運転手車は手放そう、それだけは明確だった


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◆前日の出来事
国立科学博物館にいった


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