8月8日の夢

今日は仲のいい四人組でミニコンペを行う日。
ミニコンペといっても仲間内で行う、誰からの批判も評価も受けないただテーマに沿って好きなものについて話すだけだ。

メンバーは有名建築家のAとI、建築学生のNと全くの素人の自分。
どこでどうやって知り合ったかは不明だがいまはこうして定期的に集まっている。

今回のテーマは「〇〇」。
A3ほどの紙にまとめるのも模型を作ってくるのもなんでもアリ。

他の3人と違って暇を持て余している自分は大きな段ボールをいくつも使って等身大の模型を作ってみた。

高さ2mはあるだろうか。段ボールを切り株に見立て、アーチ形にくりぬいた開口を入り口とする。

ある程度稚拙なつくりであってもそれはご愛嬌ということで。
各々好きなように話して、聞いてうなずいてを繰り返した。

最後に発表したのはI。
取り出した画用紙には川と川にかかった橋、沈みゆく(昇りゆくかもしれない)が描かれていた。

これは前に仕事でみたセーヌ川でねぇ、と懐かしいそうに目を細める。
自分は川の区別がつかない、地元の渡良瀬川の写真を見せられたって多分わからないと思う。

それでもそのIの描いたものをみた時きっとセーヌ川だ、と感じた。訪れたことも意識して見たこともないのに。

Iの手元に収まるセーヌ川はとても穏やかで、見ているうちに自分の心も表情も穏やかになっていくのを感じた。
ほかの二人もそうに違いない。
最後はみんなちいかわたちみたいに、ウンウン、いいよねッ・・・てうなずきあっていた。

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◆前日の出来事
タコライス作った
コロナの後遺症で味覚障害になったので味がよくわからない




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