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三つ子の魂百まで

子どもの宿泊の事で記録しておきたい事をもう一つ…。
やっぱり部屋で過ごした時間は、かけがえのなかったようで楽しい様子を聞かせてくれた事を…。

「朝ね、だらだらしてたら朝会行くよーて言われたの」
「でもね、だらだらしてたら○○君が変顔して迎えに来たの」って話す顔が満面の笑み。

あぁ、好きそうな感じだなー。
迎えに来てくれて、ちょっと甘えられて嬉しかったんだろうなぁ~と思ったりしました。

支援学級も好きだけれど、この交流で混ざってこの状況が心地いいと思えるのは、彼自身が誰かに引っ張っていって欲しいタイプだからじゃないか?そんな事をふと思ったら、未就学の時代に通っていた療育先でのことを思い出しました。

人見知りは激しかったけれど、なんとなく慣れると笑顔を振りまいていたし、大人の話と雰囲気はよく見てたから、先生の1人は彼にリーダー的な事をさせたかったようで、前へ前へ出そうとしてました。
ある日、お弁当が終了した時にも彼に「ごちそうさま」かなにかを代表で彼にさせようとしたら…

お弁当投げた!(笑)

めっちゃ嫌だったみたいです。

なるほどね、支援学級も好きだけれど今、上の学年がいなくて否が応でも「お兄さん的立場」にならなければならないところがあって、疲れるんだろうなと…。
だから、甘えられる場所があって、だらだらしてても「しょうがねーなー」って感じで許されるっていう事に安心感を感じているんだろうなぁ~と思ったりしました。

こうゆう自分の心の機微に敏感になって、ゆるりゆるりと場所を変えていく彼の姿って羨ましぃ~。真似したいよ!(笑)

最後にもう一つ…
寒冷蕁麻疹っぽく、ほっぺが赤くなっちゃった○○君と彼。
一緒に保健の先生のところに行って、ほっぺに薬をつけてもらったらしい。
「とっても大事にしてもらってね。」って言ったら、めちゃめちゃ嬉しそうな笑顔でした。

彼に障害があるから誰かに引っ張っていって欲しいと思ってるんじゃなく…
彼の気質としてそうゆうところがある。
変わらない彼の心地よさ。
三つ子の魂百までも…。

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