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音に乗せて広がる世界

1年前、このコロナ禍の中で子どもの学校が休校になり、自分時間を取る事ってどこでねん出しようか?と思った時に「耳だけは私の時間」という感覚でYouTubeで興味のある番組を探しては耳で聞きながら家事をし始めた私。

それは今でも続いていますが、その場はYouTubeから音声アプリへと広がりをみせています。

聞き専だけれど、その音声アプリのただそこにいるだけでも居心地が良い!を体感すると、この空間の仕掛けには優しくなる装置が隠されているような気がしていて…(選ぶアプリにもよるし、好き嫌いはあるとは思いますが…。)
これは、あの時のあの場面がここで広げていけるのではないか?そんな事を妄想しているこの頃の私です。

そのあの時のあの場面…というのは、子どもの支援学級でのバザーでの場面です。

お話が拙かったり、誰かとのコミュニケーションに少し困難な事がある支援学級の子ども達が、それは自由にのびのびとバザーで自分たちの作った商品を嬉しそうに売っている。それがとても微笑ましく、そしてなんと自由であるのだろう!この空気感そのものが世の中に広まったらなんて楽しいのだろう!そんな事が私の今の妄想につながっています。

いるだけでも心地よい…
それは、その音声アプリでお話してくださる方達の優しさで作られている。
聞き専だけではわからないかもしれない感覚ってあるんだろうな…
それを体感してみようと場を開くという事を始めてみよう!と、音声アプリでちょっと場を開いてみようと試みています。

1度目は、ほーんの少しの時間。庭で土づくりをしながら…。誰も来なかったけれど(笑)アプリの中の空間の中でそれはそれで捗って…。
2度目の今日は、音声アプリを通じて知り合った方が訪ねて下さいました。

音声アプリで色々な事をする人たちがいて…
波の音を届ける事も… 鳥の声を届ける事も… 歌ったり、音楽を流したりも私には出来ないけれど… 見よう見まねすらも出来ずにいるけれど…
ただの私の生活の音を届けるという場、そんなところに来てくれる人がいるんだという事にまず感動!

そして、自分の場づくりの経験から、「こちらの音も流しましょうか?」とミュートを外してくださったり、チャットで私の声や音に反応くださったり…。

今まで場を開いて下さる方に与えてもらっていると思っていた私。
だから、ほんの少しでも何か与えられる場づくりをしなければと思っていたけれど…。

giveする事に足らない私だと思っていたから場を開く事は清水ダイブだったけれど…
場を与えてもらっていても、場を開いてみても、
やっぱりたくさん頂いちゃっているんだな、私は…。

与えるとか与えられるとかじゃなくて
どっちもあって…
それが体感できる場所。

与える事を考えなくても
与えられる事を考えなくても
世の中ってそんなに悪くない
優しい人がたくさにるよ
始めの第一歩が小さな一歩になりますように
誰かにつながって
子ども達にもつながったらいいな…。

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