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TRPGシナリオ制作について ⓪はじめに

初めまして。御山と書いて「みやま」と申します。日頃は好きなことをしながらちまちまとイラスト書いたり物語作ったりしている趣味人でございます。
今回、noteを使ってみようって思ったのは自分の作品やその制作工程をゆるくまとめられる環境が欲しくなったからです。ブログまでの規模は必要ないし、かといってSNSではまとめるのには少し規模が小さいなぁと思っていたので以前から見かけていたnoteを利用してみることに。早速ですが表題について話をしていきましょう。


まずはじめに「TRPGとはなんぞや?」という方のためにさらっと説明していきますと、TRPGとは紙や筆、サイコロを使って会話をしながら遊ぶ“対話型”のロールプレイングゲームのことを言います。

普通、RPGと言ったらドラクエやファイナルファンタジー、ポケモンといったゲームを想像しますよね。でも“T”が入るだけでどんなゲームか分からなくなる方も多いのではないでしょうか。
TRPGはゲームを自分たちの会話で進めて選択していくゲームなのですが、特徴的ともいえるのが「ゲームクリア(ハッピーエンド)になるのが全てではない」だと思います。もちろんハッピーエンドにいくのを目指すとは思うのですが、バッドエンドも一つのエンディングとして楽しめるところがいいですね。


さて!そんな中僕がまとめていくのは『クトゥルフの呼び声』というTRPGで遊べるシナリオの制作工程のお話です。(クトゥルフの呼び声については下リンクをご参照ください。)

このTRPGで遊び始めて大体2年程経つのですが、とうとう自分でもシナリオを作ってしまったのでその工程をご紹介していきます。僕自身プロの作家とかそういうものではない、自己流の知識やアイデアで作っているあくまでも「アマチュア」の人間がまとめる記事だと言うことはご了承ください。
今回記事にしてまとめるのは現在boothさんで販売中の『ディナーへようこそ』というシナリオを使っていきますのでご興味のある方はご覧頂けるとモチベーションに繋がります!
加えて下URLのシナリオのネタバレにもなってきますので遊んでみたい!って言う方は遊んでから記事を見ていただくことをお勧めします。

なぜこのようにシナリオを作る経緯に至ったかと言いますと、純粋に自分で作った世界で探索者たち(クトゥルフ神話生物TRPGではプレイヤーの用いるキャラクターを「探索者」と呼びます)に恐怖しながら探索してほしい!と思ったからです。
また、「その時の探索者たちによって導かれる答えが違う」という様々な可能性を見たい!という思いからでしょうか。(既にゲームシステム確認のためにプレセッションを実行済みで、自分がシナリオを制作して用意する時点で僕はKPという立場に固定されるのですが、自分の創った舞台で予想外の動きをしてくれるのは思いの外嬉しいことですね。)
そんな思いと、もともと物語を創ることが少し出来ることもあり制作に至ったわけです。

そこで創りながら「小説や漫画(もしかしたら映画とかも)」と「TRPGのゲームシナリオ」でここが違うなぁと感じた部分なども踏まえて、次の記事から完成までを書いていこうと思います。今回は挨拶と経緯だけになってしまいましたが次からもお付き合い頂ければと思います。
ではまた次回に。 御山

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