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良いまくら悪いまくら

憧れの高級まくらを買ったものの、首が痛くなったという方が時々いらっしゃいます。値段が高ければ良いまくら、ということでもないのです…
今回はまくらの何に気を付けたら良いのか解説していきましょう。

一番重要なのは自分に合った高さ

あなたが普段立っているときの姿勢、これが寝た状態でも保たれるのが望ましい。
壁にぴったりと背を向けて立ってください。この時頭と壁の間に出来ている隙間が理想の高さの目安になります。
実際には布団に体が沈んだり、頭を乗せるとまくらが重さで沈み込むので、まくらの硬さによって目安に+何センチになるかが変わります。

素材は好きなものを

そば殻でもストローでもウレタンでも何でもお好みでどうぞ、ただし中身を足したり引いたりできるモノの方がヘタってきても微調整ができるので長いお付き合いが出来そう。

健康のためには…

上でお伝えしたように、理想の高さというものがあります。そうはいっても高い方が好き、低い方が好きというこのみもあるでしょう。今現在朝起きたときに首が痛いとか、手がしびれるなどの不具合が無ければお好みの高さで構いません。しかし不具合があるのならば少し考えた方が良いかもしれません。

高すぎると

使っているまくらが高すぎると、首の後ろ側の筋肉が引っ張られた状態で長時間緊張することになり、朝起きたときには首が痛かったり肩が凝ったり…筋肉の緊張から神経を圧迫して手に痛みやしびれが出てくることもあります。

低すぎると

首の骨(頸椎)の後ろ側には脊髄があり、そこからさまざまな神経が木の根っこのように体中に張り巡らされています。使っているまくらが低すぎると、神経が通っている隙間が狭い状態で長時間いると神経がダメージを受けて首・肩・腕や手指などに痛みやしびれが出てくることもあります。

急激には難しいので

凄く高い・低い人がいきなり理想の高さにするのは寝心地が悪いので数週間から数か月かけてちょっとずつ高さを変えて慣らしていくといいでしょう。

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