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【本紹介#144】世界が変わった

この会社が現れたことで世界が一変した、という会社がいくつか存在します。
AppleしかりAmazonしかりGoogleしかり…ってGAFAばかりですね。笑
やはり日本だけでなく世界を変える力というところまでいくと、この辺りではないかと。

今回はAmazonについての本を読んでみました。
Amazonについて書かれている本は多く、主に物流についてが多いかと思います。
私も物流とは遠くない関係なので(?)それなりに興味を持って情報を集めることが多かったのですが、ジェフ・ベゾスについてとなると、わりと少ないかと。

ということで、ジェフ・ベゾスをメインに書かれた本のご紹介です。

中身は大きな一つのストーリーというよりは、ジェフ・ベゾスの考え方を短く纏めた名言+それに付随する小話という構成です。
どこから読んでもよく、どこでやめてもいいので、読みやすいかと思います。

想像通り、めちゃくちゃエリート人生を送ったようですが、意外にも挫折経験を味わっているようです。
Amazonの凄いところは、とにかく顧客目線で経営を行っていること
そして顧客の表面意見だけでなく、深層心理まで把握していることだと思いました。

かの有名なヘンリーフォードは
「もし顧客に、彼らの望むものを聞いていたら、彼らは『もっと速い馬が欲しい』と答えていただろう。」という言葉を残しています。

顧客の意見を積極的に取り入れることは必須ではありますが、そのまま馬鹿正直に取り入れるのではなく、不満やなぜそう思うのかという深堀を行うことが欠かせません。

そう考えると、新しすぎる物が浸透するのってとても難しいことですよね。
顧客の間にネットショッピングという感覚がまったくない中で、短期間で世界中に浸透させたAmazonの功績は偉大なんてものじゃないですよね。

私自身、今でこそこうやって電子書籍をおススメする身ですが、noteを始める前(Kindle unlimitedに登録する前)は、電子書籍とかないわー。やっぱり本は紙が一番でしょ、あのめくる感覚とか手触りが最高なんだよとか思ってました。

つまり、私の中に電子書籍を読みたいという願望は(表面上は)一切なかったということですね。
しかしながら、いざ使ってみるといつでもどこでも読める・持ち運びが便利・隙間時間に最適・膨大な量から検索可能と、便利な点がいくつも見つかり
今では手放せないくらいのものとなっています。

顧客自身気づいていない欲求を提供できる
こんなことの出来る会社って、数えるほどしかないのではないでしょうか

さらにここまで登り詰めているように見えるAmazonですが、飽くなき野望を持ち、今なお新しい価値をこの世に生み出し続けようとしています。

そんな熱い志を持つ、ジェフ・ベゾスについて知りたいと思いませんか?

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