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ストップ!飲酒運転の講演活動を1000回行い気付いた事。

今年もたくさんご縁を頂き講演活動をさせて頂く予定でした(^_^;)。

コロナ渦で、いろんな事が変わり
私自身、一番大きい変化は、講演活動がなくなった事かもしれません。

毎日、毎日…年間150回~180回全国に行きました。主は、学校や行政、企業の皆さまにお話しし、どうすれば飲酒運転がなくなるのか。

また、聞いてくれた人が
それぞれがに出来る事は何か考える 、そんな時間になれば良いなと頑張っていました。

講演活動を行う中で、私にとって毎日が学びの連続でした。

そんな私が、毎回自分なりに、気をつけていることがあります。
それは、

時間を守るという事。
終わりの時間を1分でも、伸ばさない。
時間は、それぞれの私物です。
大切な時間に、こちらの勝手な都合で延長なんかしないようしました。

そして、どんな場所でも、
真心込めて一生懸命お話ししました。

聞いて下さる相手が
小学生でも、高齢者でも、刑務所でも少年院でも、きちんと話す。
それが、私の信念でした。

内容としては、
私たちの活動の紹介

我が家に起きた悲しい出来事

飼い犬、こゆきのCMや秘話

酔っぱらいメガネ体験

お酒についての「酒育」
・お酒が身体に及ぼす影響や、分解時間、また体質を調べるアルコールパッチテストなど。

怒りや悲しみだけではなく、きちんと知識も知ってもらいたいと、私自身たくさん勉強もしました。

なるべく、穏やかに、時には笑顔で話します。

事実を伝えていく。それがとても大事です。

そして、時代に合わせた新しい情報も大切です。

法律や条例も変化します。

その時、その時一番知りたい情報をライブでお届け出来るのが、講演活動でした。

また、聞いた方の感想文も時間の許す限り読んできました。

・飲酒運転が犯罪であると教えてくれて ありがとう。
・身近な大人が飲酒運転を気軽にしているのを見たことあります。身内にしっかり伝えていきます。
・被害者の方のはなしを、初めて聞きました。二度と飲酒運転は、しません。
など。頑張ってお話しして良かったなっと思います。

被害者遺族として、事故の事を話すのは大変辛く、悲しい事です。
話す度に、あの日あの時に引き戻される。そんな気がします。

でも、伝える事をしなければ人々から忘れさられ、また悲しい事故が起こるのも現実です。

最近若者に、飲酒運転が多いのが問題だ。っと話をよく耳にします。

でも、実際に 若者達は、
飲酒運転が犯罪だと知らなかったと言います。

そうです。
私たち大人は、きちんと伝えて来たでしょうか?
1滴でもお酒を飲んだら飲酒運転であるという事。
少しの量でも、バイクや自転車でも飲酒運転だという事や、
ちょっとくらいなら大丈夫とか、
寝たらスッキリして運転出来るとか今でも言ってるのは大人かもしれません。

やはり、大人がまだまだ頑張らないといけません。

過去に飲酒運転の経験をして、無事に家に帰ってしまった人は、その成功体験から次も、また同じように繰り返してしまいます。

では、その成功体験を上回るのは何か?

それは、やはり世間の目であり、
飲酒運転を許さない社会であり、言い続ける事が大切であると思います。そして、逮捕されたり、通報されたりも本当に大事です。

まずは、私自身が後悔しない為にも、
悲しい事故が二度と起こらない社会にする為にも。

被害者も加害者も作らない社会目指して
出来る事を頑張ります。

サポート頂きありがとうございます。NPO法人はぁとスペースの活動に真心込めて切に使わせて頂きます💛