大丈夫じゃない、と言う相手がいること
年齢があがると、大丈夫じゃない、つらい、さみしい、助けて、全部言いづらくなる。
私は性格上もともと人に頼る方ではないけど、
まだ若い頃は軽い感じにでも大丈夫じゃないシグナルを出せていたと思う。
つらいことがあったときに、聞いてよ!こんな事あったー!って言えていた。
言えなくなったのは、環境と年齢とプライド、なのかなぁ。
既婚者や子持ちが増えてとりまく環境が変わると
お互いに辛い事の種類やハードルも変わるし、時間の使い方も変わる。
学生時代や20台前半あたりまでは、まだ似たような生活リズムで似たような経験をして生きていたから、そんなこと考えずに飲みに誘ったり、愚痴ったりできていた。
子育てをしてる友達にはとくに、経験の差を感じてしまうし、自分なんかの愚痴きいてる時間はないだろうなぁと思ってしまう。
先日少し傷つくことがあって、でも誰にも言えなかった。
誰に、って考えたときに、選択肢が浮かんでは消して…
そもそも人の時間を奪ったり、人に迷惑かけるほど辛いわけじゃないなと自分に言い聞かせた。
20代のころ、同じようなことがあったときはすぐに連絡を取って飲みにいったりしてたなぁ。
今後もし、抱えきれないぐらい辛いことがあったら、自分はどうするつもりなんだろう。
いざ言ってみたら、聞いてくれるし、
なんとかして時間もつくってくれるんだろう。
自分が悩んだまま自殺したりしたら、何で言ってくれなかったんだ!って言ってくれる人が
何人かはいると思う。
それでも言えないのは、迷惑をかけたくないから、みじめで可哀想だと思われたくないから。
自殺する人が自殺なんて考えてるように見えなかった、と言われるのは
大丈夫じゃないと言える相手がいない人が自殺しがちだからなんだよね。
悩み相談するのが苦手だからこそ。
平気な顔をしていないと周りが心配してしまうから、周りに迷惑をかけてしまうから
飄々としていたりする。
もしくはそれを言ってもどうにもならないと分かっているから、抱えこんで追い詰める。
そうならないために、どうしたらいいんだろう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?