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【緊急インタビュー】みやっこベースの長期インターンって、実際どうなの?

こんにちは!みやっこベーススタッフの八島です。

みやっこベースでは現在、2024年10月から私たちと一緒に働いてくれる仲間(長期インターン生)を募集しています!

そこで、「みやっこベースの長期インターンって実際どうなの?」という視点で現役長期インターン生3人にインタビューを実施しました!

写真左から

★佐渡山諒(通称 さでぃ)
大学学部学科学年:琉球大学国際地域創造学部国際地域創造学科4年生
出身:沖縄県
インターン期間:5月〜9月

★米田理樺子(通称 りかちゃん)
大学学部学科学年:立命館アジア太平洋大学国際経営学部国際経営学科4年生
出身:長崎県
インターン期間:4月〜9月

★中村真子(通称 まこちゃん)
大学学部学科学年:国際教養大学国際教養学部国際教養学科
出身:愛知県
インターン期間:1月〜9月

ーーー今日はよろしくお願いします!せっかくなのでまずは”自分らしい”自己紹介をお願いします!

みんな:え〜...

りかちゃん:...自分らしい?

さでぃ:方言を使えばいいんですかね?

ーーー方言いいね!じゃあさでぃからお願いします!

さでぃ:「わんはうちなーんちゅやいびん(私は沖縄の人です)」

みんな:ええ...難しい!

さでぃ:あとは、沖縄島豆腐と三線を引くのが好きです。みやっこハウスでもよく弾いているのでみなさん沖縄の音色を聞いていただければ!

ーーー次はりかちゃんお願いします!

りかちゃん:どうしよっかなぁ...じゃあ中国語で。ちょっとなら喋れます!「我的名字是米田理桦子。我是立命馆亚洲太平洋大学的学生。我喜欢旅行。(私は米田理樺子です。立命館アジア太平洋大学の学生です。旅行が好きです。)」

ーーー出身の長崎の方言じゃないんだね(笑)ではまこちゃんお願いします!

まこちゃん:じゃあ、フランス語で。「je suis Japonais(私は日本人です。)」しか分からない!自分らしい自己紹介が思いつかなくて悔しい、ロングスリーパーの中村真子です(笑)

ーーーありがとうございます。みんな個性があることが分かりました(笑)大学を休学してまで、どうしてみやっこベースで長期インターンをしたいと思ったのでしょうか?

さでぃ:自分は成長できる機会を探していたので。沖縄で子ども支援のボランティアをしていた経験もあるので、その経験を活かしながら自分なりに成長する機会があるかなと思って、ここでインターンをしています!

りかちゃん:私は1年半前、タイに行った時に村の人の生活を見て「幸せってなんだろう?」っていうところにたどり着いて。本当は海外にワーキングホリデーに行こうと思っていたんですけど、まず国内で何かしたいと思って探したところ、みやっこベース理事長の早川さんに出会って、インターンをすることに決めました!

まこちゃん:私は、大学の横文字ばっかりの生活に嫌気がさし、 ちょっと外に出てみたいなって思って。大学の2年間で「人権教育」に興味を持ったのですが、専攻を決める時にどうしたらいいんだろうと悩んで。大学が秋田県にあるのでまちづくりにも興味を持ち、そういうインターンができるところを探して、みやっこベースにたどり着きました!

ーーーみんな遠方から来てくれて本当に嬉しいです!最初の宮古の印象ってどうでした?

りかちゃん:宮古の印象は、優しい人や熱い大人が多いなっていう印象です。 あとはまちのイベントが多い。週末のイベント情報をよく見かけるので、宮古はたくさんイベントを開催しているんだなと感じます。

まこちゃん:宮古はまちが小さいから、イベントが行き渡りやすいのかもね!出身地の名古屋にいるときは辿り着けなかったので。

さでぃ:自分は自然が綺麗だなって思います。沖縄にはない海の綺麗さが新鮮ですね。あとは、横断歩道で車の人が停まってくれます。

ーーーでは次の質問です。みやっこベースの印象はどうでしたか?

りかちゃん:常に忙しい印象ですね。1つのことが終わっても次、次という感じで、常ににぎやかというか。あとは事業が幅広いですね。もともと高校生向けに事業が始まったと思うんですけど、今は親子支援まで事業の幅が広がっています。 いまや、宮古になくてはならない団体だなってめっちゃ思います!

さでぃ:自分は風通しの良さを感じますね。

まこちゃん:私は2人より早く1月からインターンを開始したのですが、風通しが良すぎて、全部風を通して流れていっちゃって困ってました(笑)今はスタッフの数も増えて、インターン生を受け入れる体制も整って、一つずつ解決できるようになってきたのかなと思っています。また、スタッフ一人一人の仕事に対しての熱量が高いです。相当やる気がないと、この仕事量はこなせないと思います。

ーーーなるほど、そういうふうに見えてるんですね(笑)みんなは今、フリースペース「みやっこハウス」に常駐して子どもたちの居場所づくりに取り組んでいますが、それ以外にはどんな仕事をしていますか?

りかちゃん:主にSNSやデザインの仕事をしています。Instagramの改善や、チラシのデザインなどが多いです。

さでぃ:自分は小学生向けのイベントを担当することが多いですね。農業体験をする「みやっこファーム」、自然体験をする「みやっこネイチャークラブ」など。また、社会体験をする「みやっこタウン」も担当していて、今は中学生を対象にした”ジュニアスタッフ”のミーティング運営を頑張っています。

まこちゃん:私が担当している事業は、みやっこハウスで開催するイベント「ハートフルトークス」と「みやパル」、「中期計画の策定」、自分で立ち上げた新規事業「キッズパーク」ですね。あと、親子支援事業のInstagram「みやこっこ」の投稿も。インターンを開始した最初の方は、何をしたらいいか分からなくて、みやっこハウスに来る子どもたちの宿題を見てあげていました!

ーーー特にまこちゃんは1月からインターンをしているので盛りだくさんですね!インターンで得られたスキルはありますか?

りかちゃん:子どもたちと接するスキルですね。最初はどう接すればよいか、どう話しかければいいかさえも分からなかったのですが、最近は自然と話せるようになりました。あとはデザインスキルですね。まだまだ未熟ではありますが、ある程度はできるようになりました!

まこちゃん:私にとって新規事業「キッズパーク」は自分史上最大のプロジェクトでした。一番巻き込む人が多かったので、チャレンジングな経験でしたね。大人の方を相手に提案できるようになったし、自分で打ち合わせをお願いしてできるようになりました!電話も最初はカミカミでしたが、今はある程度できるようになりました。

さでぃ:自分はすべての分野において発展途上だと思っています。成長を感じるのはまだまだ先かな...という気がしています。目標は、より提案できる人になることです。常に思考をめぐらせ、「こういうのはどうでしょう?」とバンバンアイデアを出せる人になりたいです。

ーーーインターンをしていて楽しかったこと、難しかったことなどエピソードがあったら教えてください!

まこちゃん:最近嬉しかったのは、みやっこハウスで宿題を教えていた子が数学のテストで90点をとってきたことです!最初は数学に対して苦手意識があり、なかなか鉛筆が進まなかったのですが、最近はちゃんと宿題をして、高得点を取ってきて。学校もなんだかんだ楽しそうに通っていて。そういう姿を見るのはすごく嬉しいです!

大変だったのは、インターンに入ったばかりの1月〜3月の間は、自分が何を求められているのか分からず、成果を残せなかった悔しさがあります。4月からは自分で仕事を作って勝手に取り組んでいます(笑)あとは、2人が来てくれてストレスが減りましたね(笑)同世代がいると安心するし、心強いです。

りかちゃん:私が最近刺激をもらったのは、高校生・短大生サークル「地域活動部」が秋まつりについてアイデアを出し合っていたときのこと。高校生たちが、突拍子もないアイデアを思いついていて驚きました!例えば、魚の仮装大会、魚の早食い大会、ウニの早食いなど。1人のアイデアに便乗して違うアイデアを合体させて、みんながどんどん付箋を貼っていって。柔軟な思考を尊敬するとともに、とても楽しい時間を過ごすことができました!

ーーー新しいインターン生が来たらみやっこベースのシェアハウスで生活してもらうことになりますが、共同生活はどうですか?

りかちゃん:各自自由に過ごしていて、なんのストレスもないですね。帰宅時間、ご飯の時間、お風呂の時間など、3人ともうまく生活時間がずれていて。

さでぃ:早めに寝る人と夜更かしする人と(笑)

まこちゃん:基本的にみんな時間がバラバラですが、たまたまみんなのタイミングが合って、一緒にきりたんぽを食べた日は夜中までしゃべったね(笑)疲れすぎて、変なテンションで「今後のみやっこベース」をテーマに夜中まで熱い議論を交わしました(笑)

ーーー「インターン生新聞」で、お互いのご当地のものを食べてるって書いていましたね!インターン生新聞についてもぜひ教えてください!

りかちゃん:さでぃが宮古に来る前、まこちゃんと2人でドライブに行った時に、みやっこベースでやりたいことの話になったんだよね。

まこちゃん:もっとコミュニケーション取りたいね、発信したいねって話になって。「宮古の良さに、もっと宮古の人は気づいてよ」って!

りかちゃん:そうそうそう!!

まこちゃん:お世話になっている地域の人に「インターン生活どうなの?」って聞かれることも多いのですが、パッと答えられなくて。「こんな感じの生活をしています」みたいなことを地域の人に伝えられたらいいなと思って始めました!

ーーーインターン生新聞は読み応えがあって、スタッフからも大好評です!インターン卒業まで残り2,3ヶ月ですが、今後の展望を教えてください。

りかちゃん:今は「インターンで何をしているの?」と聞かれてもうまく答えられないので、卒業までに具体的に何をしたのか、何を得れたのか言語化して、相手に説明できるようになりたいですね。

まこちゃん:私はみやっこベースの説明をできるようになりたいです(笑)自分がどうなっていたいかより、みやっこベースにこうなってほしいみたいな気持ちの方が強い。

りかちゃん:たしかに。まこちゃんはそういうタイプだよね(笑)

まこちゃん:将来、自分も地域教育の事業をやってみたいなと思っています。その時に、「あの時の経験があってよかった!」と思えるように頑張りたいです。

さでぃ:自分は社会人基礎力や提案力を得たいですね。その上で、みやっこベースの事業に貢献していきたい。提案するためには、まず課題を発見し、それにどう取り組むか考える力も必要だと思います。常に思考していたいです!

ーーーでは、どんな人がみやっこベースインターンにおすすめですか?または、どんな人に引き継ぎたいですか?

まこちゃん:今みやっこハウスに通ってきてくれる子やみやっこベースのOBOG、宮古への就職を考えている人には絶対やってほしいなって思います。就職先との関係性づくりを考えてもみやっこベースと繋がってたら安心な気がしますね。また、まちづくり系やNPOに興味がある子、子どもが好きな人もいいかも。
引き継ぎたいなと思うのは、みやっこベースが好きな人。そして、諦めない人。やってやるぞという精神のある人に仕事を引き継ぎたいです!

りかちゃん:私は、企業理念に共感してくれる人かなぁ。自分がそうだったので、そのくらいの動機でもいいのではと思います。「子どもに興味ないし...」とか、「まちづくりなんて分からない...」ではなく、なにか一つでいいので惹きつけられるものがあれば、それでいいと思います。来てみて分かることだってあると思うし。

さでぃ:みやっこベースくらいの規模感だからこそ、自分がやってみたいことの実現がしやすいです。ゼロイチでやってみたい人、チャレンジ精神がある人におすすめです!

ーーー最後に、インターンを検討している大学生へメッセージをお願いします!

りかちゃん:「これを成し遂げたい!」といった大きな目標がなくても、興味があるならぜひインターンに応募してください!学べることはなんでもあるので、その中からどれを自分のものにしていくか、が大事なのかなと思います。

まこちゃん:宮古の人もみやっこベースのスタッフも、人が温かいから飛び込んで大丈夫です!気にかけてくれる人がたくさんいるので、安心してインターンに取り組めます!

さでぃ:みやっこベースは挑戦できる環境が整っていると思います。成長したい人にとってはおすすめです。ぜひ飛び込んでいただきたいです!

ーーーありがとうございました!

いかがでしたか?

現役インターン生3人のインタビューから、みやっこベースや長期インターンの雰囲気が伝わっていたら幸いです。

みやっこベースの長期インターンについてより詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事もご覧ください!