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テーマ[レアメタル] 大阪チタニウムテクノロジー

レアメタルの定義としては希少で流通量の少ない非鉄金属である。リチウム、チタン、ニッケル、コバルト、パラジウムなどが代表的。どれも航空機や自動車、パソコン、スマホなど重工業や精密機器などの製造に欠かせない資源だ。今回注目した大阪チタニウムテクノロジーズは主にチタンを取り扱う会社だ。チタンを資源国から調達してきて製造業に使える状態にするためにインゴットという状態にする役割を担っている。製品によってはよりチタンの繊細な状態を求める場合もある。そのため高純度チタンや粉末状のチタンなど様々なチタンを作る高い技術も求められ供給している。直近の動きとしては大規模な新工場の建設計画を打ち出し生産能力を高めるようだ。同業の東邦チタニウムも同様の動きを見せており、需要の高さが見てとれる。資源国での紛争長期化に伴う新たな重要資源の調達先を急ぐ米国、欧州の動きも追い風になっている。株価は近年の高騰劇からの一服状態を経て今後再上昇トレンドを期待している。

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