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第3話 臨鉄ガーデンへ続く道~公民連携プロフェッショナルスクールからの「水島サルベージ会議」

今週金曜日、7月17日にコロナ明け初の久しぶりの「臨鉄ガーデン」です!!いい天気だといいなぁ。さて、今回は、臨鉄ガーデンが公共空間活用をめざすきっかけについて書きたいと思います。

2015年6月、私は、都市経営に向き合うスクール「公民連携プロフェッショナルスクール」に飛び込んだのですが、まー、スパルタというか厳しい学習を強いられることに(笑) 毎週1時間半の動画講義を視聴してレポートと課題図書を一冊読んでレポート、そして他都市の事例研究や2回のブートキャンプで、自分のまちで何をしかけていくのかを、徹底的に考え抜くという約7か月間を過ごすことになったのです。

その中で私がテーマとしたのが、水島エリアを人が豊かに暮らせるエリアにすることです。受講中には、そのご縁で断熱男こと竹内昌義さんに水島に来ていただいて「エネルギーを起点とした循環型まちづくり」という講演会を企画しました。予算を獲得しているわけでもないので、一枚千円のチケットを売って開催することにしたのですが、役所の看板を背負わずに、個人としての開催するということは、自分でチケットを売って歩く、ということになるわけで、いろんな人に水島の課題について説明しなければならない、という正に公民連携の布教活動のようなことをやることになったわけです。役所職員の私は、それまで仕事をするには予算ありきで考えるようになってしまっていましたが、「予算に頼らず自分で自分の言葉で話すこと」に始めて挑戦することができた貴重な体験となりました。満員御礼、メディアもきてくれたりと予想以上の反響に正直驚きました。

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公民連携プロフェッショナルスクール(現都市経営プロフェッショナルスクール)では、それまでに調べたさまざまなデータや他都市&海外の情報などを毎週毎週インプットしながら、水島のまちが50年後に住みやすい豊かなエリアとして残るためには何を今やらなければならないのか、ということを私なりに考え続け、もう正直、「あ~、こんな大変な課題設定するんじゃなかった~。投げ出したい!」と思うこと多く、それに加えて、活動することに対して、いろんな方からの批判や職場には「公務員なのにそんなことをしてもいいのか?」と投書が来たりして、こころが萎えそうな場面もたくさんありました。今となっては、みんな先のこと、私のことを心配してくれてたんだなぁ、そういった方に出会えたのも、ある意味逆風が吹いたおかげと前向きに捉えられるようになりましたけどね。私も大人になりました(笑)

さて、水島には公共空間、行政が管理している不動産が非常に多くあります。人口急増時代に、多くの投資がなされ、今となっては過剰スペックで充分に管理して稼働(活用)することができない状況となってしまっています。まずは、リノベーションによって商店街の空き物件、空き家をどうにか活用できないか、それを地域のみんなで課題として捉えて考えていく場を作らないといけない、と考えました。そこで、まち歩きイベントを開催して、エリアのポテンシャルを探るということに着手しようと考えて、岡山市問屋町のまちプロデュースを手掛けていた明石卓巳さんを訪ねたのです。明石さんは、当時全国で展開していたリノベーションスクールにユニットマスターとして参加されてて、実際に多くのまち再生に関わっておられ、岡山の地元で水島の状況もよく理解してくださっていて、それは親身になって一緒に考えてくださいました。また、公民連携プロフェッショナルスクールの講師陣もリノベーションスクールに深くかかわりリードしてきた方々で、明石さんと繋がっていたので、ここで水島のまちづくりに関する課題整理や方向性についての考えがかなり進んだのです。

ゴーストタウンを新しいまちに変えた、エリア価値を高める物語 エリア再生/問屋町
https://re-re-re-renovation.jp/projects/1331 

 しかし、ここで問題が。予算がない! ここまで自分の思いだけで、しかも担当課・担当者でもないのに、水島再生に首を突っ込んでしまっていたので仕方がないんですが、さて、どうやって実施すればよいのか? ということで、丸亀で行われたリノベーションスクールにボランティアで参加したり、鳥取でのリノベーションスクールに参加して、ノウハウを実際に見てやり方をある意味盗んで(笑)、自分でやることに決めました。すると、地元の「水島の未来を考える会」の岡野さんや岡さんが協力を申し出てくださって、共催事業とすることで市から補助金を40万円ほどいただけるよう申請してくれました。本当はお金がなくて泣きそうだったので、助かったんですよね。

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第3話 臨鉄ガーデンへ続く道~公民連携プロフェッショナルスクールからの「水島サルベージ会議」

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地方自治体公務員ですが、倉敷市水島で臨鉄ガーデンの企画運営、また都市経営プロフェッショナルスクールのチューターなどしています。現在の税金投入事業やイベントの事業スキームについて危機感をもっています。私なりの取り組みをここで整理して、今後に繋げたいと思います。

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