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第1話 NAdiaの活動に続く道「なぜ、水島で?」

水島家守舎NAdiaのプロジェクトアドバイザー・三宅です。水島家守舎NAdiaは、2016年、水島中心部エリアの再生をめざして、何かできないかと立ち上げたグループです。もう4年たったんですね。ちょっとここらで、これまでの経緯を振り返ることと、記録として今までの流れを残しておこうと思いまして、noteに書き綴ることにしました。10回くらいに分けて整理するつもりですので、よろしくお願いしいます。

私は、倉敷駅近くに住んでいるのですが、この活動をやってて、いつも言われているのが、「なぜ、水島で?」です(笑) ということで、初回は、「なぜ、水島?」というテーマでいきます。

私は、役所の職員でして、平成24年くらいから「公共施設白書」を作成する担当として、市が保有するハコモノのデータ収集を始めました。最終的には500以上の施設について、建設年や大きさ、劣化度や維持管理経費などを拾いとりまとめる作業なのですが、それは「縦割り」の組織の中で、施設を保有することがどれくらい負担になるのか、保有する資産でどれくらい収益があがっているのか、市全体として見ることに繋がりました。人口推計なども同時に行って、私なりの分析をしていくと、水島地域のハードのマネジメントが一番ヤバイな、ということを感じてしまったのが、「なぜ、水島で?」の答えかなと思います。

公共施設マネジメントデータ https://www.city.kurashiki.okayama.jp/23142.htm

あの頃、こんなお堅いテーマをどうやって、住民や組織内の職員に伝えるべきか、と悩んだりもしてまして、マンガにして市広報紙に載せたりもしましたね。まだHPで見られるようです。わかりやすいと思いますので、是非ご覧ください。懐かしいですねー。広報担当にすごい才能ある元マンガ家がいるので、かなり手伝っていただきました。

倉敷市HP (1) 特集1 広報くらしき平成26年9月号掲載
https://www.city.kurashiki.okayama.jp/secure/79290/kouhou_kurashiki_9gatsugou.pdf

まんが「倉敷市公共施設等総合管理計画~マンガで分かる!これからの市公共施設編」
https://www.city.kurashiki.okayama.jp/secure/79290/20161000_kouhoukurashiki.pdf

この仕事を通じて、FM(ファシリティマネジメント)という施設運営管理の分野に触れて、いろいろと学ぶ機会をいただいたのですが、資料をつくるのが目的ではないわけで、「今後大変なのはわかった。じゃ、どうする?」という、大きな課題に向き合うことになるわけです。資格をとったり、全国の同じ問題意識をもつ自治体職員と繋がったり、県内自治体担当者を集めて施設白書作成したり、なんか必死で情報収集やインプットに努めてました。そのことの成果は日経BPさんがまとめてくれたりしています。

建築技師の点検を“心臓部”にする倉敷市
https://xtech.nikkei.com/kn/article/knp/column/20140606/665751/
近隣自治体からFM業務を受託、倉敷市 市の公共施設、修繕予算一元化も
https://project.nikkeibp.co.jp/atclppp/15/434167/032800027/?P=1

水島は、ご存知のとおり、水島コンビナートのすぐ近くにあるエリアなんですが、昭和40年~50年代に物凄い勢いで、住民が増え、それに合わせて、道路や上下水道などのインフラ、学校、病院、スーパー、公園などなど整備が進みました。公共施設も、短い期間に多く整備されてきたのです。今、約半世紀を迎えて、一斉に劣化が進んできてしまっている状況なのです。

私は、これからの50年を考えると、安易に公共施設を更新するのは、将来負担が大きすぎる、と考えています。なので、まず「未来を見据えた公共施設とは何か?」ということに向き合おうと考えていたところに、よき出会いがありました!

岡山大学大学院准教の氏原岳人さんです。氏原さんは、都市計画学の研究者で、都市計画学をベースに、交通、環境、防災など、まちの課題に幅広く取り組む、若手研究者です。
そこの院生4名に、施設白書と水島に関わるいろんなデータを持ち込んで説明し、彼らは水島に出没して、調査やアンケートを行った上で、このエリアの公共施設更新について、提案をまとめてくれました。この内容が非常に素晴らしかったので、是非地元の皆さんに聞いていただきたい、と発表会を開いたんです。

詳しい内容は、以下リンクでご確認ください。(写真で見ずらいのはごめんなさい)

facebook投稿 2014年 岡山大学大学院氏原ゼミとの協働
https://www.facebook.com/photo?fbid=599331680206459&set=a.133547580118207

今から考えると、この内容が素晴らしかったこと、地元の学生がこんだけ頭絞って提案してくれてるものを、ほっとけない!と思ってしまったのは、私の性分なんでしょうが、ここから「水島家守舎NAdia」「臨鉄ガーデン」へと続いていきます。

第1回目なので、まずは自己紹介かねて、きっかけを綴らせていただきました。
書いてるといろいろ懐かしい記事も出てきますね。
次回をお楽しみに。

お知らせ
次回からは、有料記事としてアップしようと思います。いただいた代金は、すべて「水島家守舎NAdia」の活動資金とさせていただきます。

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地方自治体公務員ですが、倉敷市水島で臨鉄ガーデンの企画運営、また都市経営プロフェッショナルスクールのチューターなどしています。現在の税金投入事業やイベントの事業スキームについて危機感をもっています。私なりの取り組みをここで整理して、今後に繋げたいと思います。

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水島臨海鉄道栄駅高架下でやっている「臨鉄ガーデン」と企画実施している「水島家守舎NAdia」について、今までの取り組みとこれからの期待について書いていきます。

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