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続々劇団☆新感線 修羅天魔〜髑髏城の七人Season極の感想

昨日は缶のゴミの日だったけど朝から雨でだるいなと思っていたらゴミ収集車が行ってしまった。そんな調子でずっと出せていないのでとんでもない量のビールの缶が溜まっている。週に12本飲む。肝臓、強くあれ。
早く横浜に行けたらニトリに行って卵焼きを作る四角いフライパンが買いたかったけど近所のカフェに行ったら切れた照明の入れ替えをしていて薄暗くなったり明るくなったりする店内を見ていたら結構ギリギリだった。ポップコーン買って8番スクリーンに。前列との隙間が狭くて…前の列蹴ってしまっていたらごめんね、足が人より長いもので。

一番気になっていた髑髏城の七人Season極の感想…竜星涼が!!!!!!!!!(発狂済)
劇中歌がデーモン閣下だったのにびっくりしてエンドロール中にオンで「え?」って言った。デーモン閣下作詞の歌唱家入レオで脳が混乱した。劇中歌ってあれだよ、BGMじゃなくてアニメのOP/EDみたいなことになってたけど劇団☆新感線にはよくあることなのかな…?あれは…なに…?
ミュージカル調の部分もあったけどそれは「急に歌い踊る人」って扱いになっていて、あとは竜星涼の登場シーンと天海祐希演じる極楽太夫のお披露目シーンがコンサートみたいだった。天海祐希が歌って踊っているのは初めて見たけれどモノホンのトップスター様だったので健くんの将来はこうなって欲しいということを思った。12年後!期待してます!!!!
天魔王と極楽太夫しか出てこないと聞いていたけれど、思いの外ストーリーの根幹は変わっていなくて、特に兵庫の役割がほぼ変わっていなくてびっくり!演者と設定の少しの違いでこんなにもキャラクターが変わるのかとそっちもびっくり!極の兵庫は感情で突っ走る男ながらもおバカというよりはあまりにもまっすぐという感じだった。花だと荒武者隊の死体を見ておかしくなりそうな兵庫だけど、こっちの兵庫が心折れることはなく「お前たちよくやった」と泣くのが全く変に感じない。すごぉい!!!!
天魔王と極楽の関係を描く上でさぎりのエピソードが薄くなった気がするけどそうしないと詰め込みすぎだからかな。この辺の感想がふわっとしているのは全て竜星涼のせいだから。
一幕ぶっちゃけ「花のほうがいいんやないか?」とか思いながら見てたら二幕で夢三郎が夢虎として出てきた瞬間に「!?!?!」で極の世界に引き摺り込まれた。
夢界の里を作り、壊すのは夢虎。しかもそこに苦悩はなくて、ただ壊すだけ。ずっと夢三郎は夢でしかなくて、兵庫が最後守りたかった人はそもそもいなくて…しかも極楽に撃たれて最後は切腹。ありがとうございました。良い地獄です。人が人を思うのはエゴなんだよ…夢虎が父を想う気持ちもエゴだし全部エゴ…。
しかし、生きていく力強さみたいなものがすごい芝居だったな〜!
極楽も、天魔王が自分の仕えてきた信長そのものだと思い揺れ動きながらも誰のために誰を撃つのか自問し続けて、それでも七人で夢界の里を作るんだというのが、七人ともに「そうですよね!!!!!!」って納得できるというか。
いやーーーーーーーーラストの涙を流す天海祐希の顔綺麗すぎて語彙力が死んだ。やはり健くんには12年後ああいう風になっていて欲しいな。
天魔王に頭を撃たなかったことを言われた「言うな!!!」と最後の「私の信長」がめちゃくちゃ良かった。もう一回聞きたい。

結局、花と修羅天魔しか観ていないのだけどそれでもキャストを変えて演出を変えて同じストーリーをやるってこんなにも面白いんやな!びっくりや!本当に観て良かった。こんな面白いものがまだまだあるなんてすごいぜまじで。
はあ。健くんに会いたい。

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