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運動障害(内科的)と予防

運動指導においては、現場でのリスク管理や応急手当をする際に、とても重要になります。

内科的スポーツ障害

内科的スポーツ障害は、急性と慢性に分けられます。

急性スポーツ障害には、熱中症や突然死、急性アナフィラキシーショック、運動誘発性喘息などがあります。

慢性スポーツ障害には、野球肩や野球肘、テニス肘などがあります。


オーバートレーニング症候群

オーバートレーニング症候群は用語の定義など、未だに確立されていないこともあります。

一般的には、運動の実施により生じた生理学的な疲労を十分な回復過程を取ることなく積み重ねて起こってきた慢性疲労の状態と考えられています。


オーバートレーニング症候群の予防対策

・トレーニング計画、正常なトレーニングサイクル

・大会などに向けてのテーパリング(徐々にトレーニングの負荷を減らしていく)

・トレーニングに合った適切なエネルギー摂取を行う

・適切な睡眠をとる

・POMS試験を使用して、トレーニングを見直す


熱中症について

異常な体温上昇と脱水症状の合併を総称して熱中症と定義しています。

熱疲労:全身の倦怠感など循環不全状態

熱失神:失神、めまい

熱けいれん:筋けいれんを起こす

熱射病:多臓器障害を起こす



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