アプリ「書く習慣」2024年4月9日~2024年4月15日の作品

「誰よりもずっと」


 部屋が真っ暗だ。
彼女は帰宅していないのかな。と思い、ドアを開けた。
「ただいま」
 部屋の明かりをつけると、彼女がいた。
彼女は椅子に座って泣いていた。
部屋に彼女の泣いている声が響く。
「どうしたの?」
泣いている彼女に声を掛けた。
「おかえり。少し仕事でうまくいかない事があって」
「そっか」と言い、彼女の隣に座る。
「はいこれ。君の好きな紅茶だよ」
「私の好きな味だ!ありがとう」
彼女の表情が明るくなった。紅茶を一口飲んだ。
「少し落ち着いた」
「うん」
彼女の仕事の悩みを聞いた。
彼女にアドバイスをしたあとに、
「君が頑張っている事、誰よりもずっと知ってるよ。君がいつも頑張っているから自分も頑張ろうって思えるよ。誰よりもずっと君の事、愛してる」
と言った。
「ありがとう。元気出た。私も誰よりもずっと君の事を愛してる」と、彼女が言った。
二人共、照れていた。
「仕事、無理せず頑張るよ」
「うん。」
「紅茶も話を聞いてくれてありがとう」
「どういたしまして」
 後日、仕事がうまくいったと彼女が笑顔で話してくれた。
2024/4/9 21:40:20

「春爛漫」

「桜、綺麗!」
桜を見ながら君が言う。
「綺麗な桜を君と見れて良かった」
「私もそう思うよ」
「なんかさ、桜を見ると春がきた!って思う」
「それはよく分かる。春爛漫だね」
桜を見ていた君が、私を真っ直ぐに見て言った。
「来年も君と綺麗な桜を見たいな!」
「うん。来年も一緒に見よう!」
桜の木の下で、君と私、二人共、笑顔で話していた。
2024/4/10 20:18:56

「言葉にできない」

 言葉にできないほどの感情が自分の中で溢れてくる。自分の中に言葉にできないほどの感情があったなんて知らなかった。
2024/4/11 20:34:22

「遠くの空へ」

 ここではない、遠くの空へ。
自由に飛んでいけたらどんなにいいだろう。
ああ。遠くの空へ飛んでいきたい。
2024/4/12 22:23:29

「快晴」

「今日は、晴れてるね!」
カーテンを開けて窓を開け、私は言った。
「快晴だ!」と彼が言った。
最近は、強風や雨が降ったりしたからお出かけができなかった。
「一緒にお出かけする?」と首を傾げながら、彼が言う。
「うん!ずっと君とお出かけしたいなぁって思ってたから行こう!」と私が言うと、彼は嬉しそうに笑った。

 外に出ると、雲一つない空で綺麗な青空が広がっていた。
「今日のお出かけ、楽しみだ!」と彼が言い、
「うん。楽しもうね!」と彼に笑いかけた。
 快晴だと、気持ちが明るくなる。君と一緒だからどこまでも行けそうだなと思った、休日だった。
2024/4/13 20:23:41

「神様へ」

 神様が本当にいるのなら、神様へ願い事を書こうと思った。

 神様へ

 神様、みんな私も含め、生きづらくてしんどい人達が多いのです。
 どうかみんなが生きやすい世界になってほしいです。願うのはそれだけです。
2024/4/14 19:53:50

「届かぬ想い」

 私は君の事が好きだけれど、君はあの子が好きなの知ってるよ。
私の気持ちは、君へは届かぬ想いなんだ。
2024/4/15 22:31:18


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