アプリ「書く習慣」2024年4月16日~2024年4月22日の作品

「夢見る心」

 部屋の整頓をしていたら、ノートが出てきた。
ノートに書かれていたのは、作家になりたいという夢が書かれていた。大人になって日々の中で忘れてしまっていたが、私にも夢があった事を思い出した。今からでもしてみようか。諦めず、夢を追いかけよう。私の夢見る心を大切にしたい。
2024/4/16 19:55:03

「桜散る」

 この前、お花見をした場所にまた二人で来た。
ベンチに座り、桜を見ていた。
「ああ。君と見た桜も散っているね」
「ほんとだね。桜が散るのも綺麗だなぁって思うけど君はどう思う?」
「私は、たしかに桜が散るのも綺麗だなぁって思うけど、なんだか春が終わる気がして寂しいな」
「そっか。そうだね」
「この前も言ったけど、また二人で桜見よう」
「うん!」
「さて、帰ろうか」
「うん。桜、またね!」
 桜に別れを告げ、私達二人は日常へと戻っていくのだった。
2024/4/17 19:49:19

「無色の世界」

 僕が見ている世界は、色がついているようでついていなかった。無色の世界だった。だんだん人間関係も億劫になり、1人でいる事が多くなった。
 今日は、晴れているから大学のベンチで弁当を食べた後、読書をしていた。
「久しぶり!」と女性の声がした。
本から目を離して顔を上げると、目の前には幼なじみの君がいた。
「久しぶり」
 僕はハッとした。
君を見た瞬間、無色の世界から鮮やかな色がついた世界へと変わったからだ。
「どうしたの?」君が首を傾げながら僕に聞いた。
「ううん。なんでもない」
君には感謝しないといけないな。僕が見ている世界を変えてくれたから。といつか伝えられるといいと答えながら思った。
 後日、僕と君は、大学のベンチに座りよく本の話をするようになった。辛い事もあるけれど、僕は君と過ごす時間が楽しい毎日を過ごしている。2024/4/18 20:23:17

「もしも未来を見れるなら」

「君は、もしも未来を見れるならどうしたい?」
帰り支度をしていた僕に突然、君が質問してきた。
「未来は気になるけど、見たくない気もするよ。もしも未来を見れるならば、自分や家族は元気だろうか。自分は何を仕事にして、色々な事に悩むと思うけど、仕事をして、推し活を楽しんで生きているかを見てみたい」
「そっか。君の未来が明るいといいね!」
君は笑顔で言った。
「うん」
僕は頷いた。
 未来は、どうなるか分からない。だからこそ未来が明るくなるようにしたいと思う。
2024/4/19 19:56:51

「何もいらない」

 私は、親友とルームシェアをしている。ある時、ルームシェアをしているリビングで仕事での悩み事や人間関係で上手くいかない事が重なり、感情が爆発してたくさん泣いてしまった。私が落ち着くのを君は待ってくれていた。
「落ち着いた?」
「うん。取り乱してごめん」
「いいよ。大丈夫だよ」
少しの沈黙が流れた後に
「私は君がいれば、何もいらないよ」と言って私の頭を撫でた。
その手は優しかった。
「私も。君がいれば、何もいらない」と君の目を見て私は言った。
「うん」
「君はずっと頑張っているから、疲れちゃったんだと思う。ここで一旦休んで、元気になったらまた一緒に色々な事を、お出かけしたりさ、したいなぁ」と私の泣きはらした顔を見て君は言った。
「うん。私も君と色々な事したい」
「うん。君が元気になるまで私は待つよ」
「ありがとう」
「いえいえ」
 その後、私は一旦休んで、少しずつ回復していった。君の言葉があったから、元気になった。今では私と君でお出かけやライブ、旅行に行ったりする事が出来ていて楽しいと感じている。今、日々を過ごせている事に感謝して親友とのルームシェアは続いている。
2024/4/20 22:05:12

「雫」

 玄関のドアを開ける音がした。
「ただいま!」
「おかえり」
仕事の出張から帰ってきた彼を見たら、涙が雫となって落ちた。私はなぜ泣いているのか、分からなかった。
「大丈夫?」と言って彼は、私の涙を拭った。
「大丈夫じゃないと思う。君に、会ったら安心して泣けてきた。」
「そっか。寂しい思いさせてごめん。早く君に会いたかった」
「うん。私も君に会いたかったよ」
隣に彼がいて、寄り添ってくれる事がすごく安心して、ホッとした。安心感からくる涙が雫となって落ちたのだろう。
「そういえば、君がほしいって言っていたもの買ってきたよ」
「ありがとう」
「いえいえ!」
 今回の事で、私は寂しいと感じていた事がよく分かった。彼と一緒にいると、私の中で色々な感情が出てくる。これからも、彼と一緒にいたいと思った。
2024/4/21 21:40:29

「たとえ間違いだったとしても」

「たとえ間違いだったとしても、僕は、君を信じるよ」
君は私をまっすぐに見て言った。
「君が私の事を信じてくれるのは、嬉しい。ありがとう」
 私は、その言葉を聞いて自分自身を信じてみようと思った。
2024/4/22 20:20:14


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