lovers(ジャンプ+読切)レビュー 10/100点

よくあるなぜ読切掲載しようと思ったのかが分からないレベルの魅力ない作品

ミリオンタッグに出ていたみたいだけど(ミリオンタッグは初めの企画を見たところ全員面白くなかったのでそれ以降見ていないのだが)思っていたよりもレベルが低い

まず、読んですぐ感じたのは、なんの真新しさもないツギハギの作品(作者の体験に基づく物語の組み立てがされていないので、他の色んな作品のコメントや世界観を浅くパロった作品)だということ

このレベルの作品が上がってきた背景が気になったので調べると(YouTubeミリオンタッグv.1にてコメントを少しだけ確認)男女のイチャツキとそれを含め全部破壊したいという作者と、イラストに大して魅力を感じた編集者(久保さんなど担当)がタッグを組んでいるらしい、
コメントから作者に対しては浅はかさしか感じられないものの、
イラストに魅力を感じて拾い上げるならもう少しまともなアドバイスをしてくれ、編集者、、

バックグラウンドに対する愚痴はここまでにして、本作品に対しての印象を以下に連ねていく


まず、1ページ目の印象
荒廃した戦争地での情景、しかし特に独自の世界観はなく普通の戦地描写(=背景や世界観に対してあまりこだわりは感じられない?)
謎の「ベチャ」効果音(これに関しては完全に謎、キャラがヌマヌマの実みたいに変形できて、その効果音+謎の液体かと思ったが、そんな描写はなく、重要な1ページ目に書くにしては訳の分からんコマ)
そして最初のセリフ「ふぅ、、、」

正直この時点で地雷は覚悟していた、

最近最新話まで読破したワールドトリガーは世界観を感じられる背景描写、キャラデザ、そして主人公、味方の強キャラ、そして何かがそれまでにあったんだろうな、と感じられるセリフ回し、そしてこれが今後の重要シーンになる
1ページ目にはこの程度要素を詰め込めるのに、一体何をしているのだろうか、、、

2ページ目、
くだらんセリフと
連発しすぎじゃない?腰悪くするわよ?(主人公は腕に結合した銃らしきものを打っていた様な描写(しかし打っているシーンはない、これは作者の画力不足によるサボりかと))
ジャンプラ起動時にモーダルが出てきて結合なんたら、と書いていたが、またセックス系か、と辛くなる
そもそも主人公のキャラデザだと、この打ち方で進めると最初に痛めるのは肩になる、(是非漫画を見てほしい)
実際に銃を書いた事があるとこんなことにはならないはずだが、一旦保留(セックスを想起させるために無理やり腰を痛めるという訳の分からんセリフ回しが入ると異物感から逆にリアルに考えてしまう)
そして、そう思ったやいなや、主人公がうるせぇな、何だよそれ、と発言
何だよそれ、ってことは前のセリフは冗談??
だとすると受け取り方は、
作者がセックスを想起させるために腰を悪くすると無理やりキャラに言わせる、
作者の意思と作り込みが弱く、主人公に対しての中途半端な意思を考えてしまいメタ的な「何だよそれ」を書いてしまう
という流れだろう、

マジでなんなんだコレ、もう少し作品に愛情を持っていたらこんな訳の分からん作品は書けんぞ

にしても数が多い、の後には数の多さが全く伝わらない絵が差し込まれており、
相方の女性キャラのお腹のジッパーを開けて、戦闘態勢

なんだこれすぎる、、イニミニだ、
そもそもなんでお腹にジッパーなのかもよくわからん、こういうメインキャラのキャラデザはもうちょい意味のあるものにしてくれ、、、せめて映像研あたりを見て勉強してきてくれ、、、、
キャラ名がデコルテ(胸元の空いた服装)なの、なんでお腹のジッパーに関係ないんだよ、、、明らかにお腹のジッパーの方がメインだろ、、なんで普通の服そうなんだよ、

そしてタイトルコールlovers、
ちなみにこの作品、全くしっかりしたLOVE要素はない、

4ページ目も続いてくだらんナレとくだらん背景画(こんなレベルの背景画はいらん)

そして5ページにて、進撃の巨人が突如再連載を始める、
主人公も母親もこんなに寄せた上で、死に方はこんなのじゃなくていいのに(この後深い意味を全く持たないので)なんでここまで進撃に寄せた、
進撃と同じ設定になるのはわかるが、そうせざるを得ない理由がない限りそうする意味は無いだろう、、、編集は何も思わなかったのか、、

そして、母親が死んで、主人公のセリフ「そんな、あっ!」
涙が出てくる程、浅い、  いちいち話していると終わらないので次々飛ばしていく

そしてせっかく母親が助けてくれたのに、「そんな、あっ!」の為にその場に留まり、また変なでかいヤツに潰される、(ハンネスさんがいれば壁の中に連れていってくれたのに、🤦‍♂️)

次のページ、
ヒロインを強く見せるための、薄いセリフが入り、主人公の弱々しい 「ダズゲデ、、、」の後に何故か場面変換

敵ボスが出てきて、(正確には中ボス)
世界観の説明、体が武器になる種族が番(=セフレ)を作るとその相手に応じて強くなるらしい
セックスを意識させる作風のせいかボスはやたら勃起してるように見えるデザインだし、大胆にお腹を出しているからデコルテに合わせたキャラ名かと思ったら多分なんの意味もない(リヤル)という名前、
自分ならここはヘソダシにするだろう

ヒロインは充分強いからと、ボスからの誘いを断る
リヤルは貴様じゃないと意味が無い、と告白するが、あっさり振られる、
ここの恋愛描写もページ数が少ないとは家もう少しまともに描けたはず、このちょっっっとだけ捻った程度の描写が1番安っぽい

戻ってきて、いてぇよ、となんど情けない主人公のセリフで回帰

不思議、もう死ぬのに生きようとしている
とヒロイン▶️
いや、死ぬのに何とかして生きようと頑張ってるセリフこそが、このセリフにふさわしいと思っていて、死にそうな時に助けてー、痛いー、に対してこのセリフは大袈裟すぎるやろ、
このキャラにそれっぽいこのセリフを言わせようと、先行してリアルを置いて言ってしまったのだろう、、、

そして、「あなたの星もあなたと同じぐちゃぐちゃよ、どんな気持ち?」
そんなん死にかけのやつにわかるか、笑
今生きるのが大変なやつが自分の星(=地球のこと)考えて憂う暇はないと思うのが普通だろう、
そしてこのセリフが生きる訳もなく(またセリフがひとつ宙に飛んで行った)
ヒロインの指を噛んで「死ね、、、宇宙人、ッ!」と主人公、
....エレン....?
噛まれて、ちょっと何してるの!
と攻撃されて当たり前の状況にお門違いなヒロイン(作者にとっては後で結ばれるキャラなので違和感だったのでは、?)
そして何故かヒロインは恋をする、(なぜ恋をしたのか、どういうところに惹かれたのかはわかないです、笑)

そしていきなりキスをされる、▶️そして脚が生える
そこでセックスをすると右手と足であり続けられて私の力を使えるわ、定期的にスる必要はあるけど、と言われる

この選択をどうするか聞かれたところで、

主人公は一言「宇宙人は全員殺す、、ッ」

なんでこんなに浅いセリフしか言わせられないんだこの作者は、、
童貞過ぎて、こんな婉曲な表現でしか言えなかったのか、?
最悪「お前らを殺せるならなんでもいいよ、」みたいにどっちを選んだかが分かるような発言にすればいいのに、、、主人公にヘイトが溜まる発言

とここまで1/3しか終わっていないので爆速で残りを処理していく

向こうにまだ人がいたやばいと、助けに行くが、この世界観の中であっちにヤバいやつが行くからとりあえずあっち見回り!なんかしてたらキリがない
参考程度に北斗の拳を読んでくれ(北斗は被害者がいないのに悪役を追跡したりはしない)

そして母親をなくした子供がママ!と叫んでいて、母親をなくした自分に重ねる主人公(よくあるシーンなのに、他の作品よりもなぜこんなに浅はかに見えるのだろうか(多分表情))

そこに母親がやってきて、子供と再会する
するといきなり、母親に銃を打つと、
「なぜわかった、、」と敵が出てくる
そして「母親が子供おいて逃げるわけねーだろ」

ヤバすぎる主人公、、、!笑
もしそういう親だったらどうするんだよ、笑
他の作品でこういうシーンを見て無意識にぱくったんだと思うが、ほかのまともな作品では「〇〇さんはそんな事しない」パターンが多く、元からその人を知っている人が吐くパターンが大抵、
なぜならそうじゃないと、基本的に成り立たないからだ(ヤバいこの主人公ならともかく)
浅はかなオマージュをしたせいでこの悲しい台詞回しになってしまった

あの方、というのが出てくるが関係ないのでパス、
ヘソダシはあの方の側近=そこそこ強いはず、らしい

ヘソダシは「人間に寝返るなんて、」からの殺すとまでヒロインに言い放つのだが、
それが恋をしていたものの言いようか?
そういう浅はかなキャラなら良いが、「洗脳を治してやろう」パターンの方がまだ多少愛を感じられてよかった(こういう人格の小さな積み重ねがが後々敵キャラの魅力になると思っている)

浅はかな「希望が絶望に変わるのが楽しい!」とヘソダシ、浅い敵キャラが言うセリフナンバー1、(ちなみにナンバー2は「ナンダトッ!」)

そしてへそ出しは触れた人の記憶の中のものならなんにでも擬態できるらしい(これがさっきの母親役の原因)

そして、ヘソダシが「我々の目的は星の侵略!なのにその星に住む奴らは星の価値もわからずに汚している!」というが、
お前らめちゃくちゃ戦争で地球環境ダメにしてるやん、笑

もう、キャラや環境がちぐはぐ過ぎてイライラが止まらない笑

俺はそんな奴らを殺すのがたまらなく好きだ、
▶️どういう思考?笑
どんな過激な環境活動家でも、CO2排出を辞めないやつを殺すのがたまらなく好きだ!なんでやつはいないだろう、笑
だって論理的におかしいもん
現実に置き換えるとありえないキャラを生み出すと地球に住む我々にとっては違和感にしかならない

お前らのくだらねぇエゴでどれだけの人が死んだんだ!▶️これは星をとるために人を殺していることに対してか、ヘソダシのフェチに対してかはらさておき間違いない、

こんな力なくても、解決できただろ!との事からおそらく前者
まぁそうかもしれん

そこでヘソダシが「貴様は虫を殺すとき、いちいち確認するのか?」
という、食パンを連想してしまうセリフが出てくる
食パンは秀悦なセリフだったが、言ってる内容は同じでもこれじゃ本当に小学生が考えるセリフレベル

すると何故かお腹のジッパーに主人公を入れて合体してヒロインが返信する(ここまで来てセックスじゃないの!?(セックス=ジッパーに入れることなのかもしれんが、そんなマーケティングのためだけの創意工夫は要らん))
するといきなり強くなるのだが、今までの設定によると、強いやつとくっつけば強い、人間は弱い
ので、ヒロイン1人で戦えるはず。設定紹介のためにわざわざくっついてくれたんだね、(実は主人公は強かったとかそんな言い訳は要らない)

そしてブチ切れ主人公とくそザコ敵キャラ
こういうのは主人公が魅力的じゃないとボコボコも全く魅力じゃない、
ルフィがベラミーを倒すシーンから見習って欲しい、
小学生同士の喧嘩でいきなり逆転勝ちするのをを見ても誰もスッキリしないだろう

そして主人公の最初に巨人に踏まれた母親に敵キャラが化ける(わざわざ触れると化けれるという設定を入れたなら、小さくでも分かりやすく触れたディテールを書いておくべきだろ、)

それを躊躇なく打つ主人公
ここで信じられないゴミページが生まれる

「くそ、、、自分の母親を打つなんて」
「お前は虫を殺すとき、いちいち確認するのか?」

なんてこった、、、、
この文脈じゃ完全に母親を虫として扱ってしまっている
敵キャラの食パンコメントを天丼するために無理やりこのセリフをねじ込んだのだと思うが、なんでここに入れた、、、、、
「くそ、、、自分の母親を打つなんて」
「お母さんはお前みたいに〇〇」
「殺さないでくれ!」
「お前は虫を殺すとき、いちいち確認するのか?」

せめてこれくらい出来ただろうに、、、、南無阿弥陀仏

色々しょうもない展開があって
ばーーーーーーか
とヒロイン(そんなキャラやったっけ?普通バカね、程度じゃね?)
この後私そういうの大嫌い、俺もお前嫌いだわ、
をいいコマ割りで書いてるけど、何がいいのか全くわからん、
そしてなんの強みもない主人公がいつまでの泣きわめきながら特に努力したわけでもなく、人からもらった力に安住して偉そうにしてるのがムカつく、主人公に魅力を感じるシーンが1ミリもなかった

ここから数ページなんの意味もない浅いシーンがいくつか

そして、見た目キモいしうるせぇし、仲間殺されたし宇宙人全員皆殺しにする
早く全員殺そう、と言っているが、過激過ぎる、
(なぜなら自分に命をくれた仲間が宇宙人だし、宇宙人にも一応人格があると知っているからだ)

言うならワールドトリガーの修がネイバー皆殺しにする、、といつまでも言ってる感じの違和感(ほかのネイバー皆殺し勢はトラウマが深くある過激な勢力として描かれているため違和感はないはず)

そして宇宙人の私とセックスするのも嫌?
もう慣れた!
顔が真っ赤よ!

なんだこれ、

セックス設定絶対いらんかったやろ、
セックスシーンはないし、戦闘シーンでも結局やらない、セックスに至る葛藤もなく(全員殺す、、、)しか言わんし、マジでいらんかったやろ、
キスで脚は生えてるんやし、キスで済ませればよかったのに、マーケのために個性を出そうとして無理やり入れたとしか思えん、
こんなおまけ設定を最後のコマに持ってくるのは些か気が知れない、


と、計5500文字に至って批判をしてしまったが、久々にこんなに一部分もいいと思えない漫画に出会えたので、我慢できずに気になった点全てを初めて描いてみた、

この意見はあくまで私の主観なので異論がある方は是非コメント欄で反論頂きたい、

次はいい漫画をレビューできることを祈ってます、

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