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夏の終わりに

今年は夏が短い…

特別な夏だ…

夏休みの思い出がない…

ごらんのような声が聴こえてくる、ご存知の通り異常な夏。

毎年ヒートアップする酷暑に加え、マスク着用という罰ゲームみたいな夏。

「今年はオリンピックだ!儲けまっせ~!」と思っていた夏。

蓋を開けてみると。。真逆だ。

今朝フェイスブックを開くと「過去の想い出があります」と表示され覗いてみると、1年前・7年前・8年前の「宮浜温泉まつり」の投稿が出てきた。

特に昨年は思いのほか過去最高の人出で、毎年飲んだくれて運営して楽しんでいるお祭りから一転、眉毛を引きつらせながら臨時駐車場までのマイクロバス送迎に明け暮れていた。もちろん一滴も飲まずに。そんな「楽しかった過去」を一方的にフェイスブックは教えてくれる。

今年の宮浜温泉まつりはない。

温泉まつり2

温泉まつり3

ところで私は現在二つのアマチュアバンドに参加させてもらっている。

そのうちの一つTHE ONIGIRI。(おにぎり)

編成はボーカル・アコースティックギター・ベース・ジャンベ(パーカッション)。

他のお友達のバンドなどはコロナ禍、ライブハウスなどでの演奏はもちろん、スタジオの練習などもままならない中、我々はコンセント一つあれば練習ができるという編成のため、今まで月1回程度だった練習も2回に増え、しかもコロナの影響で時間にも余裕ができたため、全員そろっての練習ができた。(今までは月1回程度と言っても、4人そろうのは3か月に1回程度)三密を避け、ほとんど野外で練習した。

その結果このような状況下にもかかわらず、バンド全体の演奏力及びまとまり感は向上した。(と思われる)

となるとやはり。。「発表したい」欲求がでてくるもんだ。

ライブハウスなど人前で演奏するには時期がまだ早すぎたので、記録用にバンドのyoutubeチャンネルを作成。野外の練習風景を撮ってみた。

インスタライブも勝手に配信。これぞ自己満足(笑)

youtubeって便利ですね。一度こういうのを撮っておくと「どんなバンド?」って聞かれたときに「これ観て!」で済むもんね。皆さんもバンドに限らず趣味をやっているのであれば、他の人に「こんな感じだよ!」ってわかりやすいのでチャンネル作成はオススメ。

次に出てくる欲求は、動画も撮ったけどやはり人前でやりたいな。

やるならやったことない場所で。

やるならその場所にとってプラスになり得ることを。

しかしその前に「宮島で演奏してみたい!」という欲求だけで先月開催したのがこちら。演者もなかなか発表の場がなかったので楽しんだみたい(*^-^*)


春に宮島の博多屋さんに伺ったとき、とても素敵な半オープンスペースがあり。「タイミングが合えばここで演奏させてください!」と懇願。

全面的にご協力いただき楽しむことができました。

その次の目標としては「その場所にとってプラスになる」ことだ。

宮島の帰りに必ず通る宮島口。

その宮島口は数年の大改修を経て、新旅客ターミナルが今春華々しくオープン~~~~~!!!!となるはずだった。

ここ数年来島者数は右肩上がり。訪日旅行者数も激増。そんな皆様をお迎えするハコがようやくできた。また宮島口を通過点ではなく、目的地に!さらに増えていくであろう観光客の人たちにも足を止めてもらおう!と。

また今回イベントをさせて頂くフリースペースも、観光協会が毎週のようにイベントを企画開催していくということを聞いていた。

が、ご存知の通り閑散。。。

もちろんこの状況下、イベントをなかなか開催することも出来ない。

がしかし、出来る状況、対策を施したら出来るんではないか?「with」で実施していかないと何も始まらないんじゃないの?そもそも三密ではないし・・(密閉ではない)との妄想が膨らみ、今回この場所で初めて「生演奏」のイベントを実施することにした。

日程は8/30(日)を勝手に選択。

なぜこの日にしたかというと、中止になった宮浜温泉まつりの日だったから。

例年ステージ部門は私が担当で、出演者も自分が声がけしている。

が、中止になったことで皆様のスケジュールに穴を空けてしまっていた。

「この日は皆さんまだ空いてるかな~?」「ギャラも何もないけど・・(-_-;)」

お誘いしてみると皆様。。快諾(*''▽'') 感謝、感謝。

新しくなってはじめて音が響き渡る宮島口。どのような雰囲気になるのだろうか。

当面多くの観光客や訪日客が見込めない状況の元、この場所の文化や発信などを醸成していく「与えられた時間」だと思えばいい。

お時間が許せばぜひお越しを。

*今回の機会を与えて頂いた、廿日市市・はつかいち観光協会・佐伯商工会の皆様方に、心より御礼申し上げます。



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