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水かけ準備

朝起きて、まず「今日は何をしようか」と考える。贅沢な思考である。シーズンものの仕事をしていると発生するオフシーズンは、自身を興奮もさせるし、不安にもさせる。

今は取り組みたいことが多く、非常に助かる。

今日は図書館に行こうと考えている。月曜は閉館日だったような気もするが…ただそろそろ本格的にデスクに向かう仕事もしなければ。こちらは期限がある仕事なので、先日ゲットしたニューギアを持ち出して、図書館で資料を片手にカタカタしようと思う。

気になるのは天気だ。

ここ一週間ほど、雨が降ってない。サトウキビの収穫シーズンは雨の影響で収穫運搬作業が止まるので、雨が降らないかどうかを毎日チェックする。雨が降って欲しくない期間だ。

しかし収穫シーズンが終わると、今度は「雨が降らないなぁ」と嘆き始める。サトウキビは生育期に入るので、この時期の雨は重要だ。

先日、沖縄地方は梅雨明けしたという。

確かに降ってない。梅雨明けから一気に夏の感じが出てくるが、今度は「降らない、降らない」と雨を欲しがる。勝手なもんだ。

雨が降らないと、人の手で畑に水をやらないと行けなくなる。500坪の畑でも「小さい」とされるサトウキビだから、人の手で水をやるとなったら大変な労力だ。

なので、あまりにも雨が降らない日が続くと行政が動く。かん水補助事業なるものが発動され、我々のようなトラックや「水かけの機械」をもっている業者は、かん水という作業を依頼される。

ダンプの荷台に10トンもの水が貯められる大きなタンクを乗せ、そこに市の設備である貯水施設から水を汲み、畑に撒きに行くのだ。

この作業を昨年は100件ほど行った。

この事業に関わるのは2期目だったが、100件やってもまだまだ足りないくらいだった。依頼があるなら、今年は200件ほど対応できるようにしたいと考えている。

このかん水作業が発生しそうだなぁと感じている。

お仕事として発生するので有り難いことだ。なので今日はその準備を進めなきゃなぁ、とも感じる。早目に準備をして、早目に動けるようにしよう。

デスクに向かってカタカタしないといけないのもあるが、今日はまずそこからかなあ。

2024/06/24

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